そろそろ梅が咲いているかと期待して祠のある下田橋まで歩いてみた。今年は寒さが厳しかった性でいつもよりは遅れているようでやっと開いた花がいくつかある程度それでも蕾はしっかり膨らんでいたから、そのうち香よく咲き始めることだろう。
道目木橋、寺橋と歩いての帰り道、枯れた畑で餌を探している鳩の群れ、枯れ木に飛んできて花のように止まっている小さな小鳥、ピョンピョン忙しそうに飛ぶセキレイ、鴨の群れなど賑やかに鳥が集まっていた。もちろんお目当てのカワセミも、そして若い白鷺も悠々と飛んでいた。
この頃の散歩の楽しみはカワセミに出会うこと。昼間は暖かかったので3回ほど見かけることが出来た。それでも中々写せないので鴨やセキレイをうつしていたら、向こう岸の方が指差すほうを見るときれいなカワセミが直ぐそばの枯れ枝に止まっていたがカメラを準備しているうちに飛んでいってしまった。
いつものところには若い男の人が椅子に腰掛けてカメラにはカバーをかけてじっと機会を狙っていた。いろいろ歩いているうちにそこにはよくカワセミがやってきて映しやすい場所だとのこと。話をしているうちにカワセミがやってきてバシャンバシャンと水にもぐっていた。
今度私もじっくり待ってみようかな。
道目木橋のそばでしばらく前に「ここだけにしか咲かない川原撫子」との看板を見つけて私はどんな花が咲くのかと楽しみにしていた。そろそろ咲き始めているかもしれないときになっていた。歩いてゆくには雨が降りそうだし自転車に乗ろうとしたらしばらく乗らなかったのでタイヤの空気が抜けていた。それで車での買物のついでによって見た。道目木橋のそばに淡いピンク色の川原撫子が風に揺れていた。
なんとなく忙しくしていて、お散歩をサボっていた。急に思い立って歩きに出かけたら、辺りの草丈が伸びて周りが青々していた。以前は沢山あった水田も数えるほどしかなくなって、宅地改造されたところには大きな家が3軒出来かけている。
名前は?
アカツメクサやハルジョオンが彩りを添えて、赤みを帯びたギシギシもさわやかな風にゆれていた。