5月の初めに見知らぬ方から封書が届いた。何か入っているようだ。なんだろうと思いながらあけてみると、ちょっと変わったスプーンが出てきた。手紙が添えられていて百歳の記念品だという。それは高校時代の担任の先生からで、親戚の方が代理で送ってきたものだった。先生は長い事病気をされていて、かなり前に横浜の病院にお見舞いに行ったことがある。その後も年賀状だけは出したりいただいたりしてはいた。この数年は千葉の住所で来るようになっていたので、気にはなっていた。
手紙には、今は親戚の方のお世話になっていて、最近大腿骨の骨折をされたが今は車椅子も一人で動かし、少し歩けるようになってお元気だとのこと、ビンにかけられるように工夫したジャム用のスプーンには「ありがとう100歳」と書いてある。なんともうれしいお便りであった。
手紙には、今は親戚の方のお世話になっていて、最近大腿骨の骨折をされたが今は車椅子も一人で動かし、少し歩けるようになってお元気だとのこと、ビンにかけられるように工夫したジャム用のスプーンには「ありがとう100歳」と書いてある。なんともうれしいお便りであった。