曜変天目茶碗を見たくて静嘉堂文庫に行って来た。バスを降りたら3分との案内だったが、門をくぐってから坂道をだらだらとのぼって、やっと丘の上の美術館にたどり着いた。「茶碗の美」という展示だったので韓国から渡ってきた高麗茶碗や楽茶碗、大樋など説明つきで展示されていた。
曜変天目茶碗は福建省の建窯で作られ、徳川家、稲葉家、と伝えられ小野哲郎、岩崎小弥太、国宝として静嘉堂文庫が所蔵している。思ったより小ぶりで、上から光が当てられて飾ってあった。真っ暗な空にに青い星が瞬いているようだった。光の加減で他の色にも見えるようだが、今回は青色だけだったのは残念。本当にきれいな茶碗だった。
窓からきれいな梅が見えたので、庭にも下りてみた。きれいに手入れされた庭に梅が良い香で沢山咲いていた。