おいしそうなくりが手に入ったので、
早速圧力なべにセットして、
火にかけたら、、、。
しばらくして、いきなり蓋の周りから蒸気が噴き出した。
蓋を見たらネジがしまっていない。
それでもう一度締めなおして、火をつけたら、
すぐまた蒸気が噴き出した。
火を消して説明書をよく読んでみた。
圧力調整装置、安全装置、パッキンの三重安全装置になっていて、
”安全装置から蒸気が吹き出ないときにはパッキンが働いて、
蓋と本体の隙間から蒸気が一気に抜け出します。”
とのこと。
それで、安全装置の掃除に取り掛かった。
コインでキャップをはずしと書いてるがそれがなかなか外れない。
確か30年以上は使っている間、
パッキンは二度ほど取り換えたが、
まだ一度も安全装置のキャップは外したことはなかった。
夫にも手伝ってもらい、何とかはずすことが出来、
中のスプリングや、弁をきれいに掃除して、
元通りにセットして、
ためしに、もう一度栗を蒸してみた。
今度はいつもと同じように「おもり」が回って、
気持ちよく蒸気も出て、
栗もおいしく蒸しあがった。
はじめに蒸気が吹き出たときには、
蓋のねじを締め忘れたかと、
自分の老化が気になったけれど。
安全装置の不具合であったようでホッとした。