syuの日記・気まま旅

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谷中 朝倉彫塑館通りからお寺街を歩く

2019-11-06 | 季節だより
台東区立朝倉彫塑館アトリエ棟
国登録有形文化財(建造物) 平成13年10月12日登録
蘭の間 © 朝倉彫塑館
豚の噴泉 © 朝倉彫塑館
「朝倉彫塑館」通りへ。
朝倉文夫は昭和2年の1927年、
「朝倉彫塑塾」を開設、昭和10年竣工のアトリエ棟が。昭和11年には屋上に菜園を造り、塾生の日常的な園芸実習の場として使っていたと云う。
アトリエ棟は、鉄筋コンクリート造、建築面積304㎡、地上3階建てで、朝倉自身の設計し、半円形に張り出した玄関に特徴が。
玄関上方から覗き込む青年像「砲丸」がある。菜園から降りた2階南テラスの水場は、壁面の豚の口から放水する仕掛けになっている。
水場の奥の温室「蘭の間」は、現在はさまざまな姿の猫を展示する部屋として使われている。
アトリエ棟の約半分を占めるアトリエには、「墓守・大隈重信像」など朝倉の作品が展示。アトリエの天井高さは約8.5m、上部に自然採光用のガラス窓を設け、壁には真綿を貼り、モーター式昇降台と地下ピット、温水暖房等、当時最新の設備を備えるなど、さまざまな工夫がされている。
休憩室・ピアノの間・温室・書斎が3方の壁を天井までの書架とし、蔵書や収集品と書斎に繋がる応接室は木造平屋の建物で、構造的には住居棟の西端、応接室の内装は、壁と天井は数寄屋風、寄木張りの床と窓辺の半円形ソファは洋風で、和洋折衷の造り。
中庭に面したピアノの間の欄間は和風意匠を取り入れ、和風から洋風へと意匠を段階的に切り替えて、3階座敷と北側階段廻りは住居棟と同じ数寄屋意匠で、朝陽の間・次の間は、砕いた瑪め瑙のうを壁材に用いるなど、個性が感じられる。
3階東面の窓からは中庭が一望でき、ここでも「庭」との一体感が感じられる。









「観音寺」赤穂浪士ゆかりの寺ー朝山大和尚は、近松・奥田の兄弟と云う。


近松行重ー1670-1703 通称勘六、4歳で母を失い、乳母思いは有名・父19歳で死別
近松門左衛門(人形浄瑠璃・歌舞伎作家)事件の4年後「碁盤太平記」、大阪の竹本座で上演した。

奥田行高ー1678-1703 47士の一人、近松の五男・近松行重の弟・養子に。

                           石塔が










                  この辺りは、谷中5丁目


「長安寺」
明治の日本画家、東京芸大に尽力「狩野芳崖」の墓がある。


               「板碑」 鎌倉・室町の板碑が4基


                   長安寺境内の「ザクロ」が


                     浄土宗 功徳寺


           江戸三大美人・浮世絵のお仙ゆかりの寺「功徳寺」


                      笠森稲荷堂


                  数少ない 江戸べっ甲赤塚店


        慈雲山 「瑞輪寺」 日蓮宗 安産しやもじの祖師・江戸十大祖師。徳川家康公1591年開基