冬至の日の高野山奥の院は、
厚い灰色の雲に覆われ、
雪が降った後だった。
その暗く冷えた空気感が、神秘的な雰囲気をより一層高めていた。
私はこの情景が大いに気に入り、今年最後の旅は最高潮となった。
とにかくここは私の精神を高めてくれる。
関空から高野山まで、電車を天下茶屋、橋本、極楽橋、最後はケーブルと4度乗り換え、高野山奥の院に着いたのが3時。関空から5時間かかってしまった。
自宅を出発して、10時間の長旅だった。
簡単に来れない高野山だからこそ、有り難みが大きい。
奥の院は、幽玄にして神秘的だ。
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