建中告身帖
電話の音で目が覚めた…。
外はまだ薄暗く感じたが、
時計の針は、すでに7時を回っていた。
寝室の窓から外を見ると、
驚くほど雪が降り、吹雪いている。
降雪の少ないこの地方だが、
一夜にして足の脛までの雪が積もっていた。
そして横殴りの吹雪、
今冬初めての悪天候である。
幸い、今日は出掛ける日ではない。
自宅でゆったりと原稿を書くこととした。
まだ外薄暗く、強い風が時々吹き、
冷たい雪が舞っている。
青空が広がった
雲一つない
清々しい
空気も爽やか
いい朝だ
※ ※ ※ ※
今日は日曜日
わが社中の練成会
北海道書道展も提出し
「ほっ!」
と安心したのもつかの間
これから毎日書道展が始まる
今日は月例審会です。
毎月の月例審査会は、二日間にわたって行われます。
既に昨日金曜日に、15人の審査員によって、
厳正な審査を行いましたが、
今日も審査が行われます。
8時近くに札幌に向かい、
9時過ぎ到着して、夕方まで審査を行います。
今日は、「2.26事件」の日でもあるが、
親父の誕生日でもあった。
親父は、明治40年2月26日生まれ、
28年前の平成元年に82歳で浄土に旅だったが、
生きていれば109歳になる。
“109歳の親父”………想像もつかないな。
親父は、学校の先生だったが、優しい反面厳格なところがあり、
子供のころ随分怒られた。
若いころ陸上の選手でもあり、スラッとしたスポーツマンで、
中学時代短距離の選手だった私は、練習方法や走行方法で指導を受けたこともあった。
それももう大昔の話だ。
親父の109歳の誕生日に当たって、ふっ!と思い出してしまった。
いつも見ている花
何も気にもせず見ている花
だが光や時間によって
美しい瞬間を見せることがある
夕方西側から差し込んできた光で
美しさを放った
その時花が瞬間の美を見せた
やっぱり花は美しい
今日は自宅で仕事です。
教室が無い日です。
それで、寝坊をしてしまいました。
遅い朝食を食べていると、
水道屋さんが来ました。
台所の蛇口が古くなり、
取り換えに来たのです。
今、台所の下にもぐり工事中。
車を運転していると
時間、季節そして道路方向によって
太陽に向かうことがある
太陽の光で眩しい運転になるが
何か心が弾む
太陽に向かっているからだ
直線の冬道
太陽に向かって走行した
やがて訪れる
春の日差しをかすかに感じながら