長雨がようやく止んだ
とは言え
まだ厚い雲が天を覆い
今にも降り出しそうな空模様だ
雨が降らない間隙をぬって
つかの間の美を見せている
長雨がようやく止んだ
とは言え
まだ厚い雲が天を覆い
今にも降り出しそうな空模様だ
雨が降らない間隙をぬって
つかの間の美を見せている
今日は土用の丑の日
土曜だから土曜ではない
土用とは古代中国で考え出された思想で
陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)に基づき割り当てられた期間
五行(木火土金水)の五時(春・夏・土用・秋・冬)を
四季に割り当てた期間
立春・立夏・立秋・立冬の
それぞれ前十八~十九日間(各季節の終り)があり
土用はそれぞれの四季の間にある
年間に四回あり相生(そうじょう)の火生土(かしょうど)の関係で
夏の土用が特に注目されている
※ ※ ※
夏バテ防止のために
ウナギを食べるという習慣が定着したのは
江戸時代中後期になってから
売り上げ不振に悩んだウナギ屋から
相談を受けた平賀源内が
「今日は土用の丑の日」と書いた張り紙を出して宣伝し
繁盛したそうです
※ ※ ※
丑(うし)の日に「う」の付く物
うどん・うり・梅干などを食べると
体に良いとの言い伝えがあり
うなぎが考えられたようだ
さてさて
うなぎでも食べるとするか…
サクランボと言えば思い出す。
子供のころだった60年も昔の話だ。
辺り一面が、畑や田んぼに囲まれた小さな木造の家に、
家族8人住んでいた。
夏の暑い季節、
「隣の家に行きサクランボを買っておいで…」
母が私に小さな竹籠と50円を持たせてくれた。
50メートルほど離れた農家の庭に、
大きなサクランボの木がある。
「おばさん、サクランボください!」
と言って50円を渡すと、
「好きなだけ持っていきなさい!」
と優しく声をかけてくれた。
私は、得意の木登りをして、
サクランボを食べながら竹籠にいっぱい採り、
おばさんにお礼を言って、家に戻った。
採ったサクランボの量を確認するわけでもなく、
農家のおばさんは作業をしていた。
思いっきり食べれたサクランボ。
子供のころの嬉しいかった記憶だ。
月末は、いつも通信教育日本書道アカデミーの条幅と半紙の手本書き。
昨日から必死に書いているが、
全て種類の違う臨書作品。
短期決戦なのでなかなか大変だ。
今日も書き続けているが、
少々疲れたので一休み。
このところ毎日雨が降り
わが町の山の方は
すでに降雨量150ミリを超え
大雨洪水警報まで出る始末
北海道なのに梅雨状態になっているようだ
モミジの葉を打つ雨の一瞬
雨・雨・雨・雨
京都南禅寺に52年ぶりに訪れた。
まだ学生だった頃
名古屋に住むガールフレンドと
一緒に京都の旅をして以来
その南禅寺の山門の横にある
湯豆腐の老舗「奥丹」
閑静なたたずまいの暖簾をかき分け
そのお店に入った
石畳の廊下を歩いて奥の間に行き
靴を脱いで8畳ほどの部屋に入った
落ち着いたたたずまい
暑いのでビールを頼むと
ゴマ豆腐ととろろが来た
次に来たのが豆腐田楽
豆腐はとてもこくがあり深い味で美味しい
そして湯豆腐が来た
品のいい色とつや
土鍋に入った湯豆腐は
洗練されいかにも美味しそうだ
山椒とネギを添え食べた
美味い!!
天ぷらが来た
豆腐料理のフルコース
期待以上の美味しさだった
完食した
馬鈴薯のうす紫の花に降る
雨を思へり都の雨に
これは石川啄木の句です
車を走らせていると
一面ジ馬鈴薯の花が咲いた畑が広がった
疾走する車から見ると
畑が飛んでいる
そのとき啄木の歌が浮かんだ