私は若いころ母が嫌いだった…。
その理由が、どうしてか分からなかったが、
かすかな記憶の糸を手繰って行くと、一つ思い当たることがあった。
それは私が2歳くらいの出来事だった。
私が可愛がっていた生まれたばかりの小さな子猫がいた。
母は、どちらかと言うと猫が好きではなかったようだ。
母の足元に甘えてまとわりついた、それを嫌がった母は子猫を蹴った。
小さな子猫は、打ち所が悪く絶命した。
そんな記憶が甦った時、
「母が嫌いだった訳」にたどり着いたのだ。
晩年、私は母が大好きになった。
母に似ているところがたくさん自分にあることに気が付いたのだ。
母は、長男である私と一緒に暮らしたが、
いつも「幸せだ…」と言っていた。
母が逝って17年経つ…。
その理由が、どうしてか分からなかったが、
かすかな記憶の糸を手繰って行くと、一つ思い当たることがあった。
それは私が2歳くらいの出来事だった。
私が可愛がっていた生まれたばかりの小さな子猫がいた。
母は、どちらかと言うと猫が好きではなかったようだ。
母の足元に甘えてまとわりついた、それを嫌がった母は子猫を蹴った。
小さな子猫は、打ち所が悪く絶命した。
そんな記憶が甦った時、
「母が嫌いだった訳」にたどり着いたのだ。
晩年、私は母が大好きになった。
母に似ているところがたくさん自分にあることに気が付いたのだ。
母は、長男である私と一緒に暮らしたが、
いつも「幸せだ…」と言っていた。
母が逝って17年経つ…。