１日最後の楽しみ終了

2月6日（日）も終盤。

残す消灯までの時間は、2時間40分余だ。

この時間をどう充実させるか？ーと言う重大な問題を控えているが、

その前に夕食レポを、ひと語り…。

地球温暖化で、サケやサンマの漁獲量が減り、

ブリが獲れる北海道になっているが、

今日はそのブリをキャベツ、タマネギ、ニンジンと巧みに組み合わせた煮物だった。

やや薄味なのは、私の身体を労っての配慮だから感謝して、全てを平らげた。

次にカボチャの煮物、ダブル煮物でちょっと不信に思うも、考えてみるととても柔らかく煮込んでいて、高齢者の歯茎に限りなく優しい思いやりではないか…。

ありがたや！　ありがたや！ーと頂いた。

もう１、二の善にモヤシと若干のホウレン草のごま油で味付けした料理。

さりげない料理が、一際光る美味しさとなっているのが嬉しい。

そしてリンゴの缶詰２個がデザート。

全てを食べ終えて、今日の楽しみが風と共に去りぬ。

ああぁ❣️〜、今日一日も余す所1時間半となった（笑い）

病棟の西陽

とかく入院生活は退屈

何か刺激がないかと考えるが

行動範囲が狭いため

これといって事件は無い

トイレに向かう途中

西陽が私に向かって来た

と言う刺激を得て

パチリ

変哲のない写真だが

入院中の私にとって

大きな出来事だった

日曜の昼食は南国の風

ついに日曜の昼を迎えた。
毎日毎日僕らはベッドの上で、
美しい看護師さん達にしっかり守られ、
寝ては食べ、食べては寝てと、
竜宮城にでもいる気分。

さて前置きはこの辺にして、
今日の昼食は、豪華そのものだった。
メインデッシュは、ブロッコリーを添えた鳥の唐揚げ3個。
そして豆腐と海老のあんかけ、更に皿に沖縄モズクとキュウリの酢物。
そして豪華マンゴーのデザート。

健康全方位に配慮した自慢の昼食のようだ。
と言うことで、沖縄の三線の音が聴こえ南国の風を感じる昼食だった。

健康祈願の御守り

健康を祈願して、書道仲間のOさんから、

グリーンの綺麗な御守りが送られて来た。

なんと心温まる嬉しいプレゼント。

これを胸に、しっかり手術を受け頑張りたい。

ありがとう❣️ 

Oさん

日曜はこうよ！

過去の入院経験から、

日曜日の朝食はパン食が多かったように記憶している。

さて、初めての日曜日の朝食は、

豆腐にヒジキに大豆、細かく刻んだニンジンが一塊になった練り物(？)。

そして辛子と胡麻風味の青菜のおひたし、

キャベツの味噌汁、のりたまのふりかけだった。

身体をあまり動かしていないが、食欲があるので、喜びの気持ちいっぱいで箸を付けた。

何と想像を大きく超える美味さに、生きている喜びを感じた（笑い）…オーバー表現かも。

しかし、今日最も感動したのは、ダークホースのふりかけのりたま。

我が子が小さな自分にちょっと頂き食べたことがあるが、今回全て自分の物。

湯気ある白米にパラパラと贅沢に掛け、一口食すと、近年経験したことが無い、食感と味覚が吾輩の口内で広がり、それだけで今日の朝食好感度のレベルをアップさせてくれた。

日曜日の朝食、生きている喜びを感じ感謝した。

毛嵐と日の出

6時、看護師さんの「おはようございます」と言う明るい声で目が覚めた。

やや浅い眠りだったような気がするが、

日中も寝ていることから、

睡眠量は十分な気がする。

今朝の日の出6時42分。

昨日より気温は高くマイナス11℃。

海岸の低い位置灰色の海霧が帯状に広がっている。

毛嵐だ。

毛嵐は広がっているようで、見えていた苫小牧港のタンカーを飲み込んでこんいた。

そんな光景の時、輝かしい希望に満ちた太陽が、毛嵐から顔を出した。

昨日とまた違う美しい日の出だった。