山中無暦日(草書編)
近くにある湖に行ってみた。
湖面が凍り厳冬期は氷上のワカサギ釣りで賑わっていた湖。
氷が柔らかく薄くなり、
水が顔を出し始めている。
まもなく春。
湖畔に春を待つボートが横たわっていた。
やがて木々が新緑で色付き始める季節が来る。
春待ち遠しい。
道路わきに目をやると、
鮮やかな若草色のフキノトウが顔を指していた。
急速に春に向かっている。
道路脇の積もっていた雪が、解け始め、
雪のランドマークを作っていた。
高くそびえるような、雪の塊だが、...
ここ数日の気温の高まりで、急速に解け始めている。
バードウオッチングは楽しい。
大きい鳥、小さい鳥、珍しい鳥…。
どれを見ていても嬉しくなってくる。
比較的いつでも見れるカラ系。
シジュウカラ、ヤマガラ、ハシブトカラ、ゴジュウカラ。
それぞれの個体が異なり個性的だ。
そんな野鳥が飛び交い、戯れる姿。
野鳥の鳴き声が聞こえてくるようだ。
動きのある野鳥のウオッチング。
自然との触れ合いの時だ。
日本の少数民族と言われるアイヌ民族。
「アイヌ ネノ アン アイヌ」とは,
「人間らしい人間」を意味するアイヌの言葉。
つまり人間と言うこと。
私の住む白老は、
アイヌ文化と歴史を伝承する復元コタン(集落)があり、
2年後国立アイヌ民族博物館として生まれ変わる。
アイヌの人たちが住む家は茅で作られた「チセ」。
チセはほぼ決まった形をしていて、
東側と南側にしか窓がない、
この窓は、南側の窓。
窓の角には御幣に当たるヌサが飾られ、
柔らかい春の陽射しが射している。
暦の上では、明日が彼岸入り。
「暑さ寒さも彼岸まで…」と言われるが、
寒い北海道も、これから温かくなる。
しかし、今現在の気温は-2℃。
外に出ると肌寒さを感じる。
今日は快晴、青空が天空に広がる。
庭木の蕾も春を待つ。
さぁ~、温かくなるのは間近だ。
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