ご存知の「ニッパー(犬)」のご紹介になります。
その前に、切ない物語のご紹介から。
今から120年以上前のイギリスでのお話。彼(ニッパー)のご主人さまが亡くなり、彼は主人の
弟に引き取られてゆく。
その弟は兄を失った喪失感を抱えつつも、生きていかねばと日々の生活を営んでいた。
そんなある日、亡くなった兄の声を生前録音してあったシリンダー式の蓄音機をならしてみる。
すると、彼(ニッパー)は蓄音機に近寄り蓄音機から流れる亡き主人の声に聞き入り、切ない顔
で離れようとしない。
画家であった弟がその時のことを絵にしたのが、あの有名な絵の元になった
「His Master's Voice」という絵。
後に商標登録の段階でシリンダー式蓄音機が円盤式蓄音機に描き直され世に出る。
ここにご紹介するのは数あるサイズの「ニッパー」の内の22センチと16センチになります。
1枚目の写真の通り、22センチの方で右目前方の「虫食い」と16センチの方で右首筋に「クッツキ」
らしきものがございます。後、16センチの方の右足付近の変色もございます。
これは厳密に言えばキズでもない先天的なものとなります。
底はご覧の状態です。
集めだすとキリがない「ニッパー」ですがサイズ的には人気のサイズになりますので、この機会にどうぞ♪
16センチ:SOLD OUT 22センチ:SOLD OUT