教育現場の講師不足は度々ふれたが改善の兆しはあるのだろうか?現役の方は新年度の立ち上げで多忙を極めているので話す機会がないため最近の現場の様子は把握できていないが大きく変わっていないのではと推察している。介護現場の離職率の高さも相変わらずである。加えて建設現場の人手不足がクローズアップされてきたかと思うと先日、外食産業も人材確保にやっきになっているという報道もあった。
就職氷河期の中で、悪戦苦闘してきた息子に言わせれば、あまりにも待遇が悪すぎたツケが回ってきたのだという。雇用体制のあり方を考え直さないと解決しないだろうが、少子化のため人材そのものの絶対数が不足してきているので深刻さは増している。農山村の過疎化の現象が地方の市や町にまで広がってきているという指摘もある。人口というのは国のベースとなるものだけに智恵を集めないといけない。
gaccoの講義の中でも人口の話があった。概算だが、中世の始めの西暦600年頃の人口は600万人で終わりにあたる1600年頃は1200万人ぐらいと考えられているそうだ。1000年で600万の増加ということは1年平均6000人増だから微増といえる。ところが1700年頃には2500万人と100年で1300万人と急増している。これは平和ということが大きく寄与しているのではないかと本郷さんは指摘する。しかし、その後の100年では500万人増の3000万人にとどまる。これは江戸時代のシステムのキャパがそこまでしかなかったということになる。
現代は60年以上戦争をしてこなかったということでは「平和」であった。問題はシステムにある。キーワードは「かたより」であろう。待遇改善を図って職業の選択の「かたより」を是正していくことが第一歩かなと思う。
考えれば考えるほど未来は明るくない。それでも元気に生きていかなければいけないが。
就職氷河期の中で、悪戦苦闘してきた息子に言わせれば、あまりにも待遇が悪すぎたツケが回ってきたのだという。雇用体制のあり方を考え直さないと解決しないだろうが、少子化のため人材そのものの絶対数が不足してきているので深刻さは増している。農山村の過疎化の現象が地方の市や町にまで広がってきているという指摘もある。人口というのは国のベースとなるものだけに智恵を集めないといけない。
gaccoの講義の中でも人口の話があった。概算だが、中世の始めの西暦600年頃の人口は600万人で終わりにあたる1600年頃は1200万人ぐらいと考えられているそうだ。1000年で600万の増加ということは1年平均6000人増だから微増といえる。ところが1700年頃には2500万人と100年で1300万人と急増している。これは平和ということが大きく寄与しているのではないかと本郷さんは指摘する。しかし、その後の100年では500万人増の3000万人にとどまる。これは江戸時代のシステムのキャパがそこまでしかなかったということになる。
現代は60年以上戦争をしてこなかったということでは「平和」であった。問題はシステムにある。キーワードは「かたより」であろう。待遇改善を図って職業の選択の「かたより」を是正していくことが第一歩かなと思う。
考えれば考えるほど未来は明るくない。それでも元気に生きていかなければいけないが。