素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

昨日の都道府県対抗女子駅伝は見ごたえがあった

2015年01月12日 | 日記
 大阪3区の高松智美ムセンビが快走して一気に2位まで追い上げて姉の望美にタスキを渡したのを見てからジムに向かった。この勢いであれば大阪が首位に躍り出て独走態勢に入るだろうと思いつつジムのトレーニングルームのテレビを見ると並走のままであった。素人目にも体のキレがないことがわかる。全国高校女子駅伝での不調を引きずっている感じであった。

 「42位でしたわ」テレビを見ていると走り仲間のHさんが話しかけてきた。Hさんの姪御さんが奈良県チームの第1区を走ったとのこと。高校時代は全国高校駅伝にも出場して長距離一筋で大学に推薦入学したそうだ。「ハーフマラソンを1時間17分ぐらいで走ると聞いていたから期待していたけど、42位とは」とレベルの高さに感心していた。今月25日にある大阪ハーフマラソンには一緒に出場する。

 ご主人が大阪の陸連関係の仕事をしているOさんが「大阪ダメやね遅れてしまったわ」とつぶやいた。応援に行っている旦那さんを迎えに行かなくてはならないらしい。「優勝したら祝杯をあげるから行かんでもいいんやけど・・・ダメやね」と肩を落とした。9つのトレーニングマシーンを3セット回っている間に5区、6区、7区、8区と終わっていた。「どない?」とOさんに」声をかけると「ちょっと見てみ、、また追い上げてるわ。薫英の2人が強かったわ」と弾んだ声。

 見ると先頭の京都に大阪がぐんぐん迫っているところである。「これアンカーやな。まだ半分も来てないところで先頭をとらえる位置だったらひっくり返すかもしれんで」「迎えに行かなくていいかもしれない。がんばれ」とOさん。4km過ぎからは並走、ちょっと目を離すことができなくなった。

 テレビを見る人がだんだん増えてきた。にわか解説者も数多く盛り上がってきた。「いよいよトラック勝負やな」「こうなりゃ根性やで」「いや、気持ちだけではどうにもならん、普段の練習がものを言う」「勝ちたいという思いの強い方や」「誰でも勝ちたいやろ」「あと半周やな」「あれ?後ろの2人はなんやあ?」「なんやあ?って、3位、4位やがな」「いつのまにこんなに追い上げたんや」「兵庫、愛知も来てるって言ったやん」「前2人ばかり見てて気がつかんかったわ。こりゃやばいな下手したら4位や」「ラストの直線や、まくるのにいい位置につけてる。いけいけ」「競輪やないんやで」

 大阪、京都、兵庫、愛知それぞれ1秒差でのゴールとなった。2チームの1秒争いはあるが4チームでの混戦はめったに見ることはできない。久々に手に汗にぎる勝負を見た。
 
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