駐車場からお店が並ぶ通りまでは人と車がいっぱいの狭い道でした。
危険なのでくまが抱っこしていきますが、正ちゃんはなんだか不満そうです。
目的地はここ、福岡県東峰村の小石原(こいしわら)です。民陶祭が開かれています。
ここ数年、少し手の調子が悪くて食器を取り落すことが多くなったうさぎです。
普段使うお茶碗が、いつのまにか2つだけになっていました。
うさぎが思いうかべる普段使いのお茶碗といえば、佐賀県の有田か波佐見かこの小石原です。
ゴールデンウィークは有田や波佐見でも陶器市が開かれていましたが、
今回はもう10年以上行かなかった小石原にやってきました。
わんちゃん連れの人も多く、正ちゃんもたくさんのわんちゃんに出会いました。
ほら、この通り、いつの間にかご機嫌に・・・
店先にイノシシのはく製がありました。先を急いでいたのでその時はよく見なかったのですが、
左のイノシシさん、どうしてマスクしてるのかなあ・・・
なぜ急いでいたかというと、どこも人でいっぱいで、食事をするところが空いてなかったんです。
定時に食事を摂って、血糖値を測らないといけないくまは、こんなときほんとに困ります。
お弁当を持ってくればよかったなあ・・・
ようやく道の駅で昼食を済ませ、大通りのお店を一通り見て回ったらもう夕方になってしまいました。
すっかりくたびれて、前回ご紹介したカフェで休憩したというわけでした。
カフェはわんこもOKでしたよ。中は、陶器のお店でカフェは外のテラスだけでしたが、観光地にしては
お値段も安く、コーヒーもおいしかったです。水がよいのですよ、このあたり。
その後、大通りには戻らず、古くからの窯元が点在する皿山へと向かいました。
昔ながらの藁ぶき屋根の建物が何軒もありました。
がっしりとした梁や柱も・・・
軒先にマキ。
干してあるのはタケノコでした。
どこへ行っても、お花にはつい目が行きます。
時間が遅かったので、もう店じまいをはじめているところもあって、もっと早く来ればよかったと思いました。
昔来た時は大通りのお店だけを見て帰ったように思います。
こんなところがあるなんて知りませんでした。
陶元郷と名付けられた皿山は、人も少なく静かでほんとにのどかな風景が広がっていました。
日も傾きかけたころだったためか、あたりは小鳥のさえずりがうるさいくらいに聞こえていました。
何の鳥でしょうか(ウグイスの声も聞こえます)とてもきれいな声で、しかもあまりにも間近で
たくさん聞こえるので録音のために思わず動画を撮りました。画像はきれいではありませんが、
美しい鳥のさえずりをぜひ聴いてみてくださいね。
予告編で動いていた画像は、これです。
唐臼というもので、水を利用して陶土を細かく砕くものです。
のどかで懐かしい風景をもっと見ていたかったのですが、日が暮れてきたので、
残念でしたが小石原の里をあとにしました。
民陶祭は秋にもあるようなので、今度はもっと早くぜひまた行きたいと思います。
これであとは帰るばかり・・の、はずだったのですが・・・・
・・・・・ (4)に続く ・・・・・