前回の続きです。
小石原の皿山を後にして帰途についた一行ですが、途中で近くに
「日本の棚田100選」に選ばれた棚田があることを知りました。
せっかく遠くまで来たのだからと寄っていくことに。
もうすでに午後6時を過ぎていますので、画像があまりきれいではありませんが・・・
棚田を探しているとJRの小さな駅がありました。駅舎の写真はピンボケだったのでボツ。
ホームの向こうに棚田が見えますが、看板もないのでここではないようです。
手前には小さな渓流がありました。こんなところに列車が走っているんだと思って見ていたら、
アナウンスが流れました。「小倉行き普通列車は18時10分発の予定です。」
これは撮らなくてはと、待っていたら二両編成のこんな電車が来ました。
駅前の広場に戻ると、くまが車をUターンさせて待っていました。
「エへへ、撮り鉄しちゃったぁ♪」とごきげんなうさぎ。
「なかなか戻ってこないからどこに行ったのかと思ったら・・・」とあきれ顔のくま。
撮り鉄とは・・・鉄道ファンの一種で、電車や列車等の鉄道関係の写真を撮ること、
撮りに出かけること、またはその行為を行う人のことを言う。
お目当ての棚田は、筑前岩屋駅からほどなくの竹という地区にありました。
竹の棚田はとてもきれいでした。
うさぎもくまも棚田の風景が好きでこのブログでも何度かご紹介したことがありますが、
出かけた先に棚田があると、時間が許す限り立ち寄ります。
今まで見た棚田に比べて、ここの棚田は荒れているところがほとんどなく
ほんとによく整備されていて、今も大切に使われているなあという印象です。
家々が棚田のすぐそばにあり、一枚の田んぼの広さが広いのも
よそに比べて整備しやすいのかもしれないと思いました。
日が暮れてとても冷え込んできました。ここ、冬はきっと寒そうです。
間に合わないかもしれないと思いましたが、暗くならないうちに何とか棚田を見ることができました。
来るときは急いだので、写真を撮らなかった所を撮りながら帰ります。
竹の棚田以外にも、このあたりの田んぼはみんなきれいな石組の段々畑になっています。
来る時、向こうに見えるツツジが植えてあるきれいな土手はなんだろうと思っていたのですが、
JRの線路が通っているのだとわかりました。
もっと明るいうちに来たかったなあ・・・。
このJRの路線、日田彦山線にはめがね橋と呼ばれるアーチ橋もあります。
これは金剛野のめがね橋。
奈良尾のめがね橋。前に見えるのはこれも棚田です。
列車が通ってたら素敵だったのに・・・
観光パンフレットによると、12月上旬~1月上旬までライトアップもされるようです。
松尾のめがね橋。紅葉のころ、見てみたいです。
うさぎは特に鉄道ファンというわけではありませんが、
こういうところを列車が通っている姿を想像するとなんだかわくわくしてしまいます。
棚田の稲が黄色に色づいたころ、周囲の山々の紅葉をバックに走る列車・・・
想像するだけでうれしくなってしまうのはうさぎだけ?
ああ、秋にまた来たいなあ・・・
行きあたりばったりで行ったのですが、棚田もめがね橋も帰ってから見た観光パンフレットに
ちゃーんと載っていました。一応見るべきところは見て来たようです(笑)
こうして盛りだくさんのGWの一日は終わりました。
今回のお出かけ、正ちゃんも嬉しそうでしたが、一番楽しんだのはうさぎだったかもしれません。
次回からまた、ふだんの記事に戻ります。
モサモサ犬特集については次回のお知らせをご覧くださいね。