「心ゆたかな暮らしを」  ~Shu’s Page

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中国日記 西安2日目

2007年10月28日 | 仕事
朝6:30のモーニングコールで起きまして、顔を洗い、歯を磨いたんですが、ホテルの水がねぇ・・・・泥臭いというかサビくさいというか・・・とんでもない味なんです。もちろん飲んでませんよ!でも歯を磨くだけでもスゴイ不快感ですわ。

北京オリンピックを目前に控えている中国ですが、海外からもたくさんのお客さんが見えられるわけですし、ホテルに宿泊される際に、こういう不快感をもたれるのはマイナスイメージですよね。

さて、今回の旅のメイン式典であります、『遣隋使派遣1400年記念式典」に出席すべく、朝から西安市内の西にある「大唐西市跡地」へ向かいました。

遣隋使といえば、皆さんも小学校時代に「607(むれな)していく遣隋使」という年号を覚えましたよね?そう、小野妹子という女のような名前の使者を筆頭に、当時の中国の都であった「長安(今の西安)」を訪ねたんですね。

その当時、「大唐西市」と呼ばれた大きな市場がありまして、その遺跡に大きな市場や建物を再現し、歴史博物館的な施設や大型ショッピングモール、レジャー娯楽の施設も作るという大きなプロジェクトがスタートするんですって。

これが完成すると、西安の大きな目玉施設となるでしょう。

この記念式典に9:00~10:30頃まで出席したんですが、日本からは村山富市さんなんかも出席されており、なかなか盛大な式典でしたよ。



色々な出し物があり、歌や琴や踊りなど、カラフルで楽しいものばかりでした。それにしても寒かったですわ・・・外の式典だったんで、とっても寒かったです。

お昼から市内のレストランで昼食だったんですが、この日は中国ではとても良い日らしく、平日にもかかわらず、少し大きめの中華料理レストランでは、結婚式が数多く挙行されておりました。

爆竹が鳴り響き、車には花やリボンの飾りつけが施され、何ともアットホームなウエディングでしたよ。

さて、そのレストランでトイレに立ちましたら、水槽がいくつか置いてあって、エビとか魚とかが泳いでいたんですが、その中の一つに・・・



どうみてもブラックバスでしょう!?これが5~6匹泳いでました(; ̄Д ̄)

今日の料理の中には入っていませんでしたが、中国では確実に食されているようです・・・。

その後、郊外に出て「水陸庵」という唐の時代に建立された寺院にいきました。ここは派手さはないものの歴史の重みを感じる慈しみのあるお寺でした。 中でも壁全面に作られた3700もの仏像は圧巻でした。

そして、市内へ逆戻りし、朝の式典のレセプションに出席して、ホテルに戻ると、一緒に行ってた人が「ラーメン食いたいのぅ!」と、熱烈に希望され、現地のガイドの人に相談すると「いい店がありますよ!ホテルから歩いていけます!」と、連れて行ってくれたお店が、何とも普通の大衆麺店で、お客さんは僕ら5人とカップルが一組だけでした。

ガイドさんが注文してくれて運ばれてきたのは「菜包麺(ツァイパオメン)」というもので、見ての通り野菜を練りこんだ麺に、ジャガイモとお肉の甘辛餡をからめて食べるものでした。


これを4つとキムチ盛り合わせのようなもの、ビール2本で、合計36元(600円ほど)です。とんでもない安さでしょう!1人分でも安いですよ!しかも美味しかったです。お昼には行列が出来るそうですよ。

さて、お腹もふくれたので、ホテルに戻ってから足つぼマッサージを体験しました。

さすが本場中国の足つぼですわ。とっても痛気持ちよかったですよ。70分で200元(3000円ちょっと)でした。ホテルでした割にはお得でしたよ。

中国語の本を片手に片言の中国語会話を楽しみながら充実した時間がすごせました。