〜ガン患者の心の叫びを代筆する“手紙屋"を病院内に開業した精神科医・純一。
彼の元には嘘つきな陸サーファー、放蕩を尽くした眼科医、失職しそうな元ヤンキー板前など、ひと癖もふた癖もある面々が依頼に訪れる。
そんなある日、家族のもとで最期を迎えようとハワイに帰った患者の妻から手紙が届いた……。
末期ガンに襲われた世界的ウィンドサーファーが綴る、奇跡のような愛の物語。
図書館で注文している本が届いてはいるんですが、なかなか取りに行けなくて・・・、とりあえず、職場の図書館で目についたので借りてきました。
映画化もされていて、なかなか有名な作品らしいのですが、それとは知らずに読み始めました。
実在したプロウインドサーファーの飯島夏樹さんという方が、末期ガンに侵されながらも、必死の思いで筆をとった、まさに絶筆という作品です。
小説家が書いた文章ではないので、プロットの組み立て方や構成に若干の稚拙感は否めませんが、まさにガンの苦しみと闘いながら書き連ねた文章として捉えると、かなりの迫力があります。
38歳で、この世を去らなくてはならなかった筆者の無念さと、その反対側にある、「きっとあの世は暖かな光に包まれた神の世界が・・・」と思いたくなる気持ちもよく表れていますね。
登場人物の中に『シュージさん』というのがいるので、かなり共感を覚えながら読みました(^_^;)
クライマックスでは心震えますが、涙がこぼれるところまでいかなかったのは、やはり文章力不足でしょう。
★★★3つです。
彼の元には嘘つきな陸サーファー、放蕩を尽くした眼科医、失職しそうな元ヤンキー板前など、ひと癖もふた癖もある面々が依頼に訪れる。
そんなある日、家族のもとで最期を迎えようとハワイに帰った患者の妻から手紙が届いた……。
末期ガンに襲われた世界的ウィンドサーファーが綴る、奇跡のような愛の物語。
図書館で注文している本が届いてはいるんですが、なかなか取りに行けなくて・・・、とりあえず、職場の図書館で目についたので借りてきました。
映画化もされていて、なかなか有名な作品らしいのですが、それとは知らずに読み始めました。
実在したプロウインドサーファーの飯島夏樹さんという方が、末期ガンに侵されながらも、必死の思いで筆をとった、まさに絶筆という作品です。
小説家が書いた文章ではないので、プロットの組み立て方や構成に若干の稚拙感は否めませんが、まさにガンの苦しみと闘いながら書き連ねた文章として捉えると、かなりの迫力があります。
38歳で、この世を去らなくてはならなかった筆者の無念さと、その反対側にある、「きっとあの世は暖かな光に包まれた神の世界が・・・」と思いたくなる気持ちもよく表れていますね。
登場人物の中に『シュージさん』というのがいるので、かなり共感を覚えながら読みました(^_^;)
クライマックスでは心震えますが、涙がこぼれるところまでいかなかったのは、やはり文章力不足でしょう。
★★★3つです。