『玩具修理者』by小林泰三
~玩具修理者は何でも直してくれる。独楽でも、凧でも、ラジコンカーでも…死んだ猫だって。壊れたものを一旦すべてバラバラにして、一瞬の掛け声とともに。
ある日、私は弟を過って死なせてしまう。親に知られぬうちにどうにかしなければ。私は弟を玩具修理者の所へ持って行く…。
現実なのか妄想なのか、生きているのか死んでいるのか―その狭間に奇妙な世界を紡ぎ上げ、全選考委員の圧倒的支持を得た第2回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作品。「BOOK」データベースより
ずっと図書館の予約リストの中にいれたまま眠らせていた作品です。
『隠蔽捜査』シリーズで現実的な小説ばかり読んできたので、ちょっと異なる作品を読みたくなって借りてきました。
表題の「玩具修理者」と、「酔歩する男」の二作品が収められています。
「玩具修理者」の方は、グロテスクなホラー小説ですが、オチが中々切れてて面白かったです、さすがは『日本ホラー小説大賞短編賞受賞』作品ですよね。
一方の「酔歩する男」の方は、読むのが面倒くさい作品でしたが、読み終わってみると、なかなかよく練れた作品で、発想もおもしろかったですよ。
★★★3つです。
~玩具修理者は何でも直してくれる。独楽でも、凧でも、ラジコンカーでも…死んだ猫だって。壊れたものを一旦すべてバラバラにして、一瞬の掛け声とともに。
ある日、私は弟を過って死なせてしまう。親に知られぬうちにどうにかしなければ。私は弟を玩具修理者の所へ持って行く…。
現実なのか妄想なのか、生きているのか死んでいるのか―その狭間に奇妙な世界を紡ぎ上げ、全選考委員の圧倒的支持を得た第2回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作品。「BOOK」データベースより
ずっと図書館の予約リストの中にいれたまま眠らせていた作品です。
『隠蔽捜査』シリーズで現実的な小説ばかり読んできたので、ちょっと異なる作品を読みたくなって借りてきました。
表題の「玩具修理者」と、「酔歩する男」の二作品が収められています。
「玩具修理者」の方は、グロテスクなホラー小説ですが、オチが中々切れてて面白かったです、さすがは『日本ホラー小説大賞短編賞受賞』作品ですよね。
一方の「酔歩する男」の方は、読むのが面倒くさい作品でしたが、読み終わってみると、なかなかよく練れた作品で、発想もおもしろかったですよ。
★★★3つです。