陶芸ブログ「ひとりごと」

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手術後4か月

2014-04-03 | 肺縦隔腫瘍
手術から4カ月がたち、先日診察に行ってきました。

担当医は、顔を合わすなり「大分良くなったようですね」とにこやかに一言。

ぱっと見だけでも、前回とは相当様子が違ったようです。
(前回はまだ常に痛みのあった状態)
多くの患者を担当していても、きちんと覚えてくれているんですね。

まずはレントゲン撮影で、こちらは結果問題なし。

ホルネル症候群については、医師の目から見ても大分改善している様子。
この調子なら、更なる改善が期待できるとのこと。
嬉しいです。

また、前回右手の乾燥状態のため、制作に大きな影響が出ていることをお話していました。
これは治すことは出来ないそうですが、皮膚科と相談して、良いクリーム等ないか聞いてくれるそうです。

誠意ある対応に感謝。

次回はMRI撮影です。

体調について

〇低気圧の影響

まだ影響が大きいです。
気圧が下がり始める時間帯から、体調が重苦しく感じます。
思考が妙にマイナス方向になったり、寝苦しく悪夢をみたりするのもこういう時間帯ということに気が付きました。
こんな影響もあるんですね。

制作は出来ないというか、やらないほうが余計な仕事を増やさずに済むと学びました。
休んだり、簡単なことをしたりして過ごしています。

〇右手の乾燥&つめが割れやすいこと。
(手術で交感神経を切断した影響)

手びねり系の作業が短時間しか出来ないため、対応策を立てなくてはいけません。

爪が割れると、伸びるまで作業が厳しいので注意が必要。
爪専用美容液を買ってみたり、保湿手袋をして寝たりしてケアしていますが、時々うっかり割れています。


〇ホルネル症候群

改善中なので安心しています。
この様子なら手術は受けないで大丈夫だろうと考えています。

〇体の冷え

寒がり状態はあまり変わらず。
未だに寝るときに電気敷き毛布が必要です。(去年までは未使用)

筋肉を付けようと始めたスクワットは、私にしては珍しく続いています。
ちょっとした空き時間に出来るのが良いですね。


<制作について>

期限付きの制作がようやくひと段落しました。
暫くは今の体の状態でも無理なく出来る制作方法を探します。

退院後最初の制作復帰では、皮膚が乾いて痛み、爪が割れ、指の皮がむけたりしてかなり凹みました。

ゴム手袋は、内側の粉がヒビに入り込んで痛んだり、クリームつけていれば皮膚とこすれて皮が剥がれるなどして、あまり使えないことが分かりました。
(洗い物などの家事では問題ないですが、土作業は上手くいきません)

ハンドクリームべたべた状態で陶玉を丸めるのは可能ですが、臨時的な対策レベルですね。
乾燥にも影響が出ますし、採算が合わないほど時間がかかってしまいます。

絵付けについては、日本画のように指先で絵具を溶いていたのをやめ。
時間はかかるけどパレットナイフとタイルを使って行っています。

ろくろ引きが出来るかは、まだ試していないです。
小さな一個引きで試作してみる予定です。

とりあえずは、型を使った制作の導入や、絵付け重視の制作などを検討しています。

こういうきっかけで、良いものが見つかったらいいなと思っています。