今日のお天気雨。
自宅の小型窯で本焼きしました。
融点の低い金色系結晶釉薬と、焼き直し作品等。
作品を焼き直すときは、やや低めの温度で行うほうがうまく行く場合が多いです。
使う素地土と釉薬の相性もあるのですが、このあたりは話すと長いのでパスw
minneにアップしたものから紹介。
金色系結晶釉薬の楕円玉簪。
軸の色違い。
丸玉タイプ。
軸の色違い。
耳かきかんざしタイプ。
この釉薬はもう販売されていないものです。
他の作品と一緒に焼くと、色が飛んで隣に影響与えたり、流れやすかったりと扱いが大分独特。
販売中止になってしまったのも納得なのですが、色がとっても綺麗なんですよね。
私もかなりの回数失敗して、テストを重ねました。
諦めきれなかったおかげで、ようやく納得できる焼成曲線を見つけられた感じです。
こんなパーツも作ったので、ヘアゴムや帯留めに加工する予定です。
こちらは、後継にする予定の釉薬。
同じ色合いは見つからなかったので、ブロンズ系の色合いです。
今回は、ちょっと色味が微妙。
この釉薬には、この釉薬独自の焼成曲線と、釉薬のかけ方があります。
灰を沢山使ってあり、アルカリ質を結構感じるタイプ。
今回は水分調整をちょっと失敗したようで釉剥がれが出てしまいました。
また、性質が近いので金色系結晶釉薬と同時焼成してきましたが、別々の温度管理で焼いたほうが良いことが今回判明。
毎回の焼成データの積み重ねが大事。
というわけで、今回の窯出しの1/3くらいは成功。
あとは微妙か失敗という結果になりました。
こういうラスター系や結晶系の釉薬の焼成も面白いです!
と、今回はちょっとオタク度の高い内容になってしまいました^^;
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