陶芸ブログ「ひとりごと」

マイペースに陶芸やっています。
委託販売や通販も行っております。

今日の作業

2009-01-15 | 陶芸・技法
またもや地味な画像の連続です。

陶器は出来上がる前の状態はほんと地味なものです。
作業も綺麗なものではないのですが、焼きあがったときの変化はホント楽しく飽きることがありません。

画像は、帯留めにするつもりのものです。
楕円に切り出した塊を乾燥させてから表面を削ることで成形。最後は布で磨いて表面につやを出してみました。

同じような形を作るにも、いろんなやり方があるので今回のはお試しモード。
綺麗に出来上がるといいなあ。

ちなみに今は今年2度目の本焼き中。
一回目に焼いた小鉢の色合いが思うようではなかったので、そちらは実家で使ってもらい、残りの作品は釉薬をかけなおししました。

通販の開店準備はいまいち進んでいません・・・。
なんとか今月中ぎりぎりには。と思っています。

今日の作業

2009-01-14 | Weblog
久しぶりに釉薬作りをしました。

灰をたっぷり使った黒天目風の釉薬です。
こちらのページの下方にある黒中鉢が使用の一例です。
元々色の出かたが安定しないタイプの釉薬ですが、更に天然ものの灰を利用しているので、作るたびに風合いも微妙にかわってきます。
灰を使った釉薬の持つ色合いはなんとも魅力的なものが多くて好みです。

釉薬の起源は、焼成時に自然に降り積もった灰と言われているので、それもまた灰の釉薬に魅力を感じる理由のひとつかもしれません。

私の作り方は、至って原始的。
まず、着色剤の弁柄(酸化鉄)は乳鉢でしっかりすっておく。
次に他の材料を入れて、水をほどほどに加えてじっくり擂る。
40分くらい気長に擂ってから、100目(とても目が細かい)のふるいを通して出来上がりと言うものです。

当方では、自作と市販釉のどちらも利用しています。
釉薬は大切な要素ですが、もちは餅屋というべく、市販品でよいものがあれば優先的に使用しています。

自作したほうが色が好みにあうなど、メリットのあるものだけを自作しています。

新デジカメ

2009-01-10 | Weblog
トップページ入れ替えました。

ここ数日風邪気味っぽくて気力がなくだらだらと過ごしてしまいました。
いつまでお正月モードのままなんだーと言う声が聞こえてきそうな感じでしたね^^;

今回は普段実家で使っている作品を撮影。
10年近く使っているデジカメをようやく買い換えての初画像。

兄貴が家電をまとめ買いするついでに買ってきてくれると言うので、頼みました。
古いデジカメを下取りしてくれるそうだと言って持って行ってもらったものの、あまりに古すぎるので下取りできませんと断られたそうです。

確かに、見たことない!と言われるレベルでしたのでしょうがない。

新しいデジカメは撮影も楽でしたし、ほとんど加工の必要もなくとっても快適です♪

カンナ

2009-01-07 | 陶芸・技法
大工道具と同じ名前ですが、ろくろで成形したものを削るときに使う道具のことです。
色々な種類があり、手作りする人も多い道具です。

普通のカンナは鉄やアルミ、合金製なのですが、画像のものは珍しいタングステン合金を使ったもの。

高価でしたが、とても興味があったのでセールのときに購入してみました。

普通のカンナは、こまめに刃を研いであげないと切れ味が落ちるのですが、このタングステンは今のところお手入れ不要状態でとても便利です。

使い勝手も良く、粘土が少々柔らかかったり固かったりしても削りやすい。

購入してみて良かったと思える道具です。

陶芸をスタートした頃は学生でしたので、消耗品であるカンナ等、手作りできるものは出来るだけ手作りで安く手に入れていました。
その分、焼成代に全部まわせますからね。

そういうのも良い経験でした。

現在は、たまに良い道具を使う贅沢を楽しんでます。

今日の作業

2009-01-04 | Weblog
今年最初のろくろ引きでした。

鉄分たっぷりの土で成形したのはお抹茶茶碗と小鉢。

最近あまりろくろ作業していなかったせいか、サイズが揃わなかった。
元々あまりシビアに揃えようとしていないのもありますが、それにしてもちょっと・・・またろくろ作業やっておかないと危ないなーなんて思う次第です。

一晩おいて、明日高台を削る予定。

釉薬を薄くかけて、土の風合いを楽しめるような雰囲気に仕上げたいと思っています。