まわる世界はボーダーレス

世界各地でのビジネス経験をベースに、グローバルな視点で世界を眺め、ビジネスからアートまで幅広い分野をカバー。

カタカナ英語を使うときは正しく使おう

2020-07-07 15:04:28 | 英語

会話や文章の中にカタカナ言葉を使うのは、カッコつけるためだけに多用するのは顰蹙を買いますが、ある程度は許容できます。しかし、間違った使い方の場合は別。知ったかぶりで、カッコつけているのを見るのはとても悲しいです。何が正しいかは、時代ととともに、変わっていくのですが、その時代に世間で認められた標準的な言い方があります。それをフォローしながら、また元の発音もリスペクトするということが必要かと思います。

まずしばしば気になるのがこれ。



テレビでもタレントがよく「シュミレーション」と発音しています。以前、テレビコマーシャルでも「シュミレーション」を使っているのがありました。でもこれは「シミュレーション」です。有名人が堂々と「シュミレーション」と言っているので、それを誰も否定できず、視聴者もそれが正しいと洗脳されてしまいます。でも、テロップが出る場合は、タレントが「シュミレーション」と発音していたとしても、「シミュレーション」と表記されているので、メディアの規定では「シミュレーション」が正しいと思っているのだろうと思います。

続いてはこちら…



「フューチャリング」です。これはとてもイライラします。「フューチャーする」というのもよく聞きます。「フューチャー」は「未来」(Future)です。



正しくは「エンターテイナー」です。「ティナー」いうのはとても気持ち悪いです。



これは、まあいいんですが、一般的には、「デザイン」となっているのに、敢えて「ディザイン」と発音するのが、気に障ります。



「リラクセーション」ですね。「ゼ」と発音するとなんかリラックスできなさそうな感じですね。



「エキシビション」が正解ですね。展示会には大型ビジョンが沢山あるので、ビジョンと言いたくなる気持ちはわかりますが。



「コミュニケーション」です。「コミニケーション」という人も多いですね。



パン種のことですが、「サワードウ」です。「ドウナツ」と同じ「ドウ」ですね。「ドゥ」と書いて、英語の"do"と同じような発音をしているのを聞くと、気持ちが悪くなってしまいます。SNSを検索すると「サワードゥ」だらけですね。



「ブッラータチーズ」です。元はイタリア語なのですが、「ブラッター」というのは間違った表記です。SNSでは、「ブラッター」が蔓延しているので、それを正しいと信じている人がかなりいるのですが、機会があれば、それは間違いだと叫びたい。いつか「ブッラータ派」と「ブラッター派」が対決をする場があった場合、「ブラッター派」が数で勝ってしまう気もします。ポピュリズムですね。

このへんのことはいつもモヤモヤしていたので、この機会にアップさせていただきました。ご賛同していただける人がおられることを祈ります。
コメント (5)
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