今回は、全体に男向けのドラマの感じがした。
「龍馬伝」は男向けの感じがしたが、その反動で「江」は明らかに女性好みと思われたが、「平清盛」は、初回を見る限り男好みに近いような気がする。
NHKのことなので、時代考証は丹念にやられているのだろう。
しかし言葉遣いは、そのまま平安末期の言葉を持ってきたのでは、ドラマにならないだろうが、武士と貴族と平民の言葉遣いの当時の香りが多少とも与えられているのか、気になる。
例えば、平清盛の少年時代に盗賊の息子と話すシーンがあるが、少年清盛は標準語で盗賊の子は関西弁だ。
宮中や、清盛の館では標準語である。
本来なら、多分全て関西弁であった可能性があるかもしれないが、京都らしさを出す為だけに、平民だけを関西弁にしたりしてこだわるより、全部標準語か、関西弁にしたほうが良いという考え方も出来るかもしれない。
また、清盛の父である平忠盛が市中を見回るときに、荒っぽく見せる為顔を汚しているが、任官されていて検非違使や従五位下の官位にあって最下層の貴族であるし、使用人も20名使っている、まして武家の棟梁の家柄のものが、そんなよれよれの格好で、顔も汚れて市中の見回りをしていたのだろうか。
当時、武士は、官吏として警備に当たるので、国の役人であり、ある程度の威儀を正して警備したのではないか。
民衆に対しよれよれの格好で警備していては、なめられるだろう。
今の警官に置き換えると、多分県警のトップ以上の地位だったのではないか。
ドラマなので、余り細かいことを言っても無駄だと思うし、必要以上に細部に忠実であれば、ドラマの面白さも失われる。
それでも、願わくば当時の時代背景や、風俗習慣を再現してもらったら、もっと面白くなるかもしれないと思う。
「龍馬伝」は男向けの感じがしたが、その反動で「江」は明らかに女性好みと思われたが、「平清盛」は、初回を見る限り男好みに近いような気がする。
NHKのことなので、時代考証は丹念にやられているのだろう。
しかし言葉遣いは、そのまま平安末期の言葉を持ってきたのでは、ドラマにならないだろうが、武士と貴族と平民の言葉遣いの当時の香りが多少とも与えられているのか、気になる。
例えば、平清盛の少年時代に盗賊の息子と話すシーンがあるが、少年清盛は標準語で盗賊の子は関西弁だ。
宮中や、清盛の館では標準語である。
本来なら、多分全て関西弁であった可能性があるかもしれないが、京都らしさを出す為だけに、平民だけを関西弁にしたりしてこだわるより、全部標準語か、関西弁にしたほうが良いという考え方も出来るかもしれない。
また、清盛の父である平忠盛が市中を見回るときに、荒っぽく見せる為顔を汚しているが、任官されていて検非違使や従五位下の官位にあって最下層の貴族であるし、使用人も20名使っている、まして武家の棟梁の家柄のものが、そんなよれよれの格好で、顔も汚れて市中の見回りをしていたのだろうか。
当時、武士は、官吏として警備に当たるので、国の役人であり、ある程度の威儀を正して警備したのではないか。
民衆に対しよれよれの格好で警備していては、なめられるだろう。
今の警官に置き換えると、多分県警のトップ以上の地位だったのではないか。
ドラマなので、余り細かいことを言っても無駄だと思うし、必要以上に細部に忠実であれば、ドラマの面白さも失われる。
それでも、願わくば当時の時代背景や、風俗習慣を再現してもらったら、もっと面白くなるかもしれないと思う。