イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

久しぶりのお気に入りバーガーショップ、思いのほかの高級感

2025年01月11日 22時14分28秒 | 日本

都内の大学街のハンバーガーチェーン店、モスバーガーで友人と昼食を食べました。

数ある日本のファーストフード・チェーンの中でもおいしさで群を抜く(私個人の感想)モスバーガーの懐かしい特徴は…

注文が入ってから調理すること、食材を提供する生産農家の氏名が明記されていることなどのほか…バーガーが紙袋に入って出てくること! モスバーガーだけのことではないのかもしれませんが。

ガサガサ音のする張りのある紙です。

40年近く前はお総菜屋さんでコロッケを入れてもらうような柔らかい紙の袋だった記憶があります。そして「袋から出さずにおめしあがりください」と印刷されていました。

「袋から出さずにどうやって食べるのー」と、当時1人でウケていましたっけ。

そう、袋の中に入って(顔を袋に突っ込んで)食べるのです。

手がトロトロあふれ出るソースで汚れない、食べ物に触らないので手を洗わなくてよい、こぼさない、そして何よりも大口をあけてバーガーにかぶりつくみっともない顔を紙で隠して食べられます!素晴らしい、袋入りバーガー!!!

「一頭買い黒毛和牛バーガー山わさび醤油仕立て」おいしかったです。

 

インパクトのあるキャンペーン名とビジュアルのポスター。

ベジタリアン向きのオプションがないのが、英国ではまず考えられないのですが、べジタリアニズムが市民権を得ているとはいいがたい日本では「バーガー店なんだからあるわけないじゃん」という意見が大勢でしょう。

ベジタリアンもミートイーター meat eater (肉を食べる人)に同行してバーガー店でベジタリアンメニューを注文する英国では、「肉肉肉」という直接的な表現は避けるはず。

(日本的な感覚でも表現が直接的なのは承知の上での、狙ったコピーかもしれませんが)

「え、肉を食べに来るべきバーガー店で?!」と思うでしょう?はい。価値観と社会意識の違いでしょう。

英国ではとても人数が多い(私の夫も含む)ベジタリアンと「黒毛和牛」のおいしさを共有できないのが残念です。

 

コメント (2)
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