以下、写真は本文とまったく無関係、うちのネコとおむかいのネコです。
先日、日本の接客スタッフはていねいすぎる、という話を書きました。
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今回は、日本のお店や、レストランに行くたびに、気にさわることを書きます!
「子供服、ありますか」ときくと「子供服はキッズものになります」、「(コーヒーに入れる)牛乳ありますか」と聞くと「牛乳はミルクになります」(コーヒークリームの意)といいなおす店員。
「包み紙、ありますか」ときくと「ラッピングゥ・・・ですかね?ラッピング?はこちらになります」と包み紙売り場に案内する店員。
まさか「包み紙」って言葉を知らない?・・・(えっ、死語!?)
店内で通してる、カタカナ語、客にもつかえということでしょうか?
客に訂正するの、失礼じゃないですかっ。
牛乳とか子供服とか包み紙って、おしゃれな店で口に出す私のほうがまちがっているとか?
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「コーヒーはあたたかいものと冷たいものになりますが?」と聞かれた時、思わず「熱いのください」といた私に「熱いのは~、あたたかいコーヒーになります。よろしいですか」といいかえした店員。
「はい、熱いの淹れますね」ってかわいくうけてほしかったのですが。「あたたかい」ってなんか生ぬるそうでイヤです。
その店では「あたたかいの、冷たいの」でマニュアル統一して、たぶんレジのボタンにもそう書いてあるんだろうな。
指一本立てて「ホット」と言った次の年配の男性客には、「あたたかいコーヒーお一つ、以上でよろしいですか?」と復唱していました。
さすがに聞きなれた「ホット」を「あたたかいコーヒーになります」といいなおさなかったけど・・・「ホット」と言われたら、「ホットコーヒーお一つ、以上でよろしいですか?」と復唱してあげた方がおじさん客には喜ばれるはずなのですが。
昔はどこも「ホット」と「アイス」でしたものね。
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今回日本に滞在中、違う場所で2度聞いた「お召し上がりコーナーでいただいていただけます」「賞味期限がございますので早めにいただいてください」
気に障りはしないけど、絶対にヘンです。
「お客様」あるいは相手に対しては「召し上がる」が正しい敬語でしょう?
店員の言い間違いかと思ったけど、まわりの人も注意しない。
これも私のいないうちに定着しつつある、新しい語法でしょうか?
(だったら目くじらたてるのやめよう!)
最近の日本語でかかれたレシピの、「(できたてを/好みのタレをかけて)いただく」は誰が誰に対してへりくだっているのだろう。
これもヘンだな~と思っていたのですが、その影響でしょうか?
「いただく」の連発が耳につくのは、ただなれないせいでしょうか?
お店の人に道を聞くと「この道をまっすぐ行っていただいて、突き当たりを右に曲がっていただいて」とものすごい恐縮の仕方です。
道で会った人には「まっすぐ行って突き当たりを右です」と簡潔に教えてもらえるんですが。
日本に住んでる人達は気にならないのですか。