イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

日本の店員さんの対応はとてもていねいです。だけど・・・・

2015年05月01日 09時14分06秒 | 日本

以下、写真は本文とまったく無関係、うちのネコとおむかいのネコです。

先日、日本の接客スタッフはていねいすぎる、という話を書きました。



今回は、日本のお店や、レストランに行くたびに、気にさわることを書きます!

「子供服、ありますか」ときくと「子供服はキッズものになります」、「(コーヒーに入れる)牛乳ありますか」と聞くと「牛乳はミルクになります」(コーヒークリームの意)といいなおす店員。

「包み紙、ありますか」ときくと「ラッピングゥ・・・ですかね?ラッピング?はこちらになります」と包み紙売り場に案内する店員。

まさか「包み紙」って言葉を知らない?・・・(えっ、死語!?)

店内で通してる、カタカナ語、客にもつかえということでしょうか?
客に訂正するの、失礼じゃないですかっ。

牛乳とか子供服とか包み紙って、おしゃれな店で口に出す私のほうがまちがっているとか?



「コーヒーはあたたかいものと冷たいものになりますが?」と聞かれた時、思わず「熱いのください」といた私に「熱いのは~、あたたかいコーヒーになります。よろしいですか」といいかえした店員。

「はい、熱いの淹れますね」ってかわいくうけてほしかったのですが。「あたたかい」ってなんか生ぬるそうでイヤです。

その店では「あたたかいの、冷たいの」でマニュアル統一して、たぶんレジのボタンにもそう書いてあるんだろうな。


指一本立てて「ホット」と言った次の年配の男性客には、「あたたかいコーヒーお一つ、以上でよろしいですか?」と復唱していました。

さすがに聞きなれた「ホット」を「あたたかいコーヒーになります」といいなおさなかったけど・・・「ホット」と言われたら、「ホットコーヒーお一つ、以上でよろしいですか?」と復唱してあげた方がおじさん客には喜ばれるはずなのですが。

昔はどこも「ホット」と「アイス」でしたものね。





今回日本に滞在中、違う場所で2度聞いた「お召し上がりコーナーでいただいていただけます」「賞味期限がございますので早めにいただいてください」

気に障りはしないけど、絶対にヘンです。

「お客様」あるいは相手に対しては「召し上がる」が正しい敬語でしょう?

店員の言い間違いかと思ったけど、まわりの人も注意しない。
これも私のいないうちに定着しつつある、新しい語法でしょうか?
(だったら目くじらたてるのやめよう!)

最近の日本語でかかれたレシピの、「(できたてを/好みのタレをかけて)いただく」は誰が誰に対してへりくだっているのだろう。
これもヘンだな~と思っていたのですが、その影響でしょうか?


「いただく」の連発が耳につくのは、ただなれないせいでしょうか?

お店の人に道を聞くと「この道をまっすぐ行っていただいて、突き当たりを右に曲がっていただいて」とものすごい恐縮の仕方です。

道で会った人には「まっすぐ行って突き当たりを右です」と簡潔に教えてもらえるんですが。

日本に住んでる人達は気にならないのですか。





コメント (4)
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