イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

斬新で美しい現代建築の駅舎、マンチェスター・オックスフォード・ロード駅(続き)  ・

2015年10月09日 09時00分00秒 | マンチェスター
きのうの続きです。



マンチェスターの大通り、オックスフォード・ロード Oxford Road にある、マンチェスター・オックスフォード・ロード駅 Manchester Oxford Road Station 

現代建築の傑作としてデザイン史の教科書にもでてくる、木製パネルと曲面を多用した駅舎です。
老朽化した19世紀のレンガ建築を取り壊して1960年に再建されました。

早朝に撮った写真です。


3つあるプラットフォームにひとつづつある、白いコンクリートの縦長の建物。


もともとは線路の監視塔として、ずいぶん前に建てられたもののようです。
駅のほかの部分と雰囲気が違うので、別の時期に付け加えられたものではないかと思うのですが。

ホームの地下に降りて、他のホームへ上がるエレベーターが中に入っています。

うらがわの、監視塔階に上がるコンクリートの螺旋階段が現代美術のようにかっこいいので写真を撮りました。
         

駅の外側から見たところです。



駅前にこの駐輪場が設置されたのは比較的最近だと思います。
正面の、名物駅舎を意識したデザインです。


よく見ると普通の自転車置き場ではなく、通勤者に貸し出す市の契約サービスの自転車専用の保管場所のようです。

各地に乗り捨てスポットがあるのこのシステム、ロンドンではおなじみだそうです。

マンチェスターでは乗ってる人も乗り捨てスポットも、見たことがありませんでした。

交通量の多いマンチェスターのまんなかを車といっしょにサイクリングするのはちょっと怖いですね。
イギリスでは自転車は車道を走ることになっています。



もちろん、ロンドンの交通量はマンチェスターより多いのでもっと危ないはずですが、ラッシュアワーの車の渋滞も耐えられないほどの規模なので自転車通勤が奨励されているらしいのです。

私がよく乗る電車には、自転車専用車両があります。

自転車をのりいれて、電車で通勤通学する人はとても多いのです。

イギリスでも最近増えてきた自動改札口。


この駅の、もうひとつ特筆すべきは、ネズミ捕獲要員の、有名なとしよりネコがいるらしいことです。
残念ながら、見かけたことがありません。

そのネコは永年勤続賞の授賞式をすっぽかしたそうです。

駆け下りて転ぶ人のイラストつき安全注意書き。


階段を上がる人にしか読めないので意味がないのでは?。



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コメント (6)
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