前回の続きです。
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クリスマスライト用豆電球のスペアを個別売りしてくれそうな、「ナゾの雑貨店」に行ってみた....のが前回の記事です。
あて外れの「ナゾの雑貨店」は、ストックポートタウンセンターの景観保存地域、古い個性的な建築物が軒並み残るアンダーバンク UNDERBANK にあります。
おなじ景観保存地域内のマーケット・プレイス MARKET PLACE にある、マーケット・ホール MARKET HALL に行ってみました。
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この日はマーケットのオープンデイでした。
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豆電球を扱っている可能性が全くなくもないあてがあります。
これが.....
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めあてのハードウェア・ショップ。
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日本語では「金物屋」とでもいうのでしょうか。
ネジや釘や工具などを売る店が町から姿を消しています。
需要はほとんどが郊外にある大きな駐車場を備えたDIYショップ(日本ではホームセンターというはずです)によって満たされているはずです。
それでも各地のマーケットにはまだ、たいてい1軒は小規模なハードウェア・ショップが残っていると思います。
ネジも釘も、箱入りや袋入りでしか買えないDIYショップとは違い、1個から売ってくれるのが小さな金物屋の素晴らしいところです!
この NOOLAN TOOLS を経営している70代と見受ける元気な女性は大工仕事のみならず、水道や電気系統に関する知識も豊富で適切なアドバイスを してくれます。
....もしかしたらと期待したクリスマスライト用の豆電球は、残念!扱っていないそうです。
クリスマス前に安売り店で新品のクリスマスライトを買い 電球だけはずして使えば、という提案をしてくれました。
思案のしどころです。(そういうもったいないことには激しい抵抗感があります)
他にもマーケット・ホールならではの、古くからのなじみの店があります。
私がよく利用するハバダッシャリー(洋裁小間物店)。
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屋号は B0B'S BUTTON 、ボブというおじいさんが現在ひとりでやっています(数年前まではおばあさんも一緒でした)
ボタンを1個から、リボンやテープを半ヤード、あるいは50cmから、格安で売ってくれる得難いサービスでおばあさんたちに大人気です。
洋裁、手芸は年代を問わず現在人気のあるアクティビティなのですが、材料や用具はオンラインで調達するのが普通になってきています。
洋裁小間物売り場がある街の布地屋はどんどん店じまい、全国展開のデパートですらストックポートのような中小都市からは撤退しはじめていますから。
パソコンが使えないおばあさんたちが針や糸やボタンを買える場所が限られてきています。
常連のおばあさんたちがいよいよの高齢でお裁縫ができなくなったり、マーケットに買い物に出て来られなくなったりしたらこのボブも店じまいですね。
それよりもボブに長生きしていつまでも頑張って店を開け続けてもらわなければなりません。
いかにもマーケットらしい品ぞろえといえば....
アクリルセーターの色合いが鮮やかなおばあさん向き衣料店。
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おばあさん向きの下着や寝間着も売っています。
おばあさん好みのグリーティング・カード専門店。
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表には古くさく、かつレトロで郷愁漂うデザインの大きなサイズの格安カードがならんでいます。
店の中にはラッピングペーパー、プレゼントを入れるバッグ、その日が誕生日の人たちがつける年齢バッジなどなどなど....イギリス独自の贈答文化を語るに欠かせないグッズが所狭しと並んでいます。
イギリスでは買ったお店ではラッピングしてもらえませんし、プレゼントを包まずに手渡すのは不調法なのでラッピングペーパー需要は日本とは比べ物にならないほど大きいのです。
カードを送りあう文化はまだまだ廃れてはいませんが、ソーシャルネットワークでメッセージを送りあうのが一般化した今、紙に印刷されたきれいなカードのやり取りに重きをおくのはやっぱりお年より世代が中心です。
八百屋、肉屋、チーズ屋、乾物屋も昔から変わらず店を出しています。
各地の商店街の食料品店はスーパーマーケットの進出に圧されて軒並み店じまいしています。
それでも昔からマーケットで買い物をする習慣のあるお年寄りが、お店の人との会話や値段の駆け引きなどを楽しみに今でも毎週やってくるためマーケットの個人商店は今でも健在です。
ひとつ屋根の下に各種必要な店がずらっと並んでいるのもお年寄りには都合がいいはずです(イギリスは雨が多いですから)。
食料品は明朗会計のスーパーマーケットで買う方がわかりやすいのですが、昔ながらの野菜のディスプレイがたまらなく魅力的です。
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ここ数年、あまり魅力的ではないアート作品や趣味が高じて量産し始めたような素人くさい工芸品を売る、作家本人が展示しているスペースが数軒並んでいます。
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固定客も店を出す側も高齢化が進み、歴史あるマーケットを維持するために市も生き残りをかけ、食品や日常品以外の「観光客ウケ」も狙える路線を模索しているようなのですが..... 家賃が安いのでしょうね....アート作品や手作りグッズは質がけっこうショボいのです(私見).....。
上の写真の左側にちょっとうつっているのは、時計の電池を格安で替えてくれる時計修理店です。
以前はおじいさんが店番をしていたのですが数年前から代変わりして娘らしい中年の女性が店を守っています。
ストックポートのマーケットは週に4日(火曜日、木曜日、金曜日、土曜日)開いています。
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火曜日と木曜日はコロナウィルスのパンデミック以前からマーケット・ホールの外に並ぶ露店の数が少なく マーケット・ホール内もふだんから今一つ賑わいが足りなかったのですが.....
この日はオープンデイだったにもかかわらず、コロナの関係もあるのでしょう、閉まっている店が特に多くて景気が悪そうでした....。
とにかく、お年寄りたちの憩いの場なんですね。
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コロナウィルスのパンデミックで、65歳以上の人たちは長いこと自主隔離が勧められたため家にこもっていたのですが、最近出歩く人たちが増えているように思います。
平日のマーケット・プレイスと、その下のアンダーバンクはメインのショッピングエリアと違って、人はまばらで「密」で危険な感じは全くなく、私たちも久しぶりにぶらぶら歩きを楽しみました。
土曜日にはマーケットの人通りはもっと多く、パブや2年前にオープンしたおしゃれなフード・コートを目当てに若い人や家族連れも大勢訪れるはずです。
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☝は去年の夏に撮った、マーケットホール正面前の写真です。
パンデミック以来、週末に出歩いたことがないので、今のタウンセンターの人出の状況は不明です。
もちろん、夫の健康上の理由から外出自粛を続ける私たちが目的なくぶらついたわけではありません!!
「豆電球探し」という立派なぶらつき理由があったのでした。
スペアの豆電球が手に入ったらストックポート日報でレポートします。
マーケット・ホールの裏側です。
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クリスマスライト用豆電球のスペアを個別売りしてくれそうな、「ナゾの雑貨店」に行ってみた....のが前回の記事です。
あて外れの「ナゾの雑貨店」は、ストックポートタウンセンターの景観保存地域、古い個性的な建築物が軒並み残るアンダーバンク UNDERBANK にあります。
おなじ景観保存地域内のマーケット・プレイス MARKET PLACE にある、マーケット・ホール MARKET HALL に行ってみました。
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この日はマーケットのオープンデイでした。
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豆電球を扱っている可能性が全くなくもないあてがあります。
これが.....
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めあてのハードウェア・ショップ。
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日本語では「金物屋」とでもいうのでしょうか。
ネジや釘や工具などを売る店が町から姿を消しています。
需要はほとんどが郊外にある大きな駐車場を備えたDIYショップ(日本ではホームセンターというはずです)によって満たされているはずです。
それでも各地のマーケットにはまだ、たいてい1軒は小規模なハードウェア・ショップが残っていると思います。
ネジも釘も、箱入りや袋入りでしか買えないDIYショップとは違い、1個から売ってくれるのが小さな金物屋の素晴らしいところです!
この NOOLAN TOOLS を経営している70代と見受ける元気な女性は大工仕事のみならず、水道や電気系統に関する知識も豊富で適切なアドバイスを してくれます。
....もしかしたらと期待したクリスマスライト用の豆電球は、残念!扱っていないそうです。
クリスマス前に安売り店で新品のクリスマスライトを買い 電球だけはずして使えば、という提案をしてくれました。
思案のしどころです。(そういうもったいないことには激しい抵抗感があります)
他にもマーケット・ホールならではの、古くからのなじみの店があります。
私がよく利用するハバダッシャリー(洋裁小間物店)。
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屋号は B0B'S BUTTON 、ボブというおじいさんが現在ひとりでやっています(数年前まではおばあさんも一緒でした)
ボタンを1個から、リボンやテープを半ヤード、あるいは50cmから、格安で売ってくれる得難いサービスでおばあさんたちに大人気です。
洋裁、手芸は年代を問わず現在人気のあるアクティビティなのですが、材料や用具はオンラインで調達するのが普通になってきています。
洋裁小間物売り場がある街の布地屋はどんどん店じまい、全国展開のデパートですらストックポートのような中小都市からは撤退しはじめていますから。
パソコンが使えないおばあさんたちが針や糸やボタンを買える場所が限られてきています。
常連のおばあさんたちがいよいよの高齢でお裁縫ができなくなったり、マーケットに買い物に出て来られなくなったりしたらこのボブも店じまいですね。
それよりもボブに長生きしていつまでも頑張って店を開け続けてもらわなければなりません。
いかにもマーケットらしい品ぞろえといえば....
アクリルセーターの色合いが鮮やかなおばあさん向き衣料店。
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おばあさん向きの下着や寝間着も売っています。
おばあさん好みのグリーティング・カード専門店。
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表には古くさく、かつレトロで郷愁漂うデザインの大きなサイズの格安カードがならんでいます。
店の中にはラッピングペーパー、プレゼントを入れるバッグ、その日が誕生日の人たちがつける年齢バッジなどなどなど....イギリス独自の贈答文化を語るに欠かせないグッズが所狭しと並んでいます。
イギリスでは買ったお店ではラッピングしてもらえませんし、プレゼントを包まずに手渡すのは不調法なのでラッピングペーパー需要は日本とは比べ物にならないほど大きいのです。
カードを送りあう文化はまだまだ廃れてはいませんが、ソーシャルネットワークでメッセージを送りあうのが一般化した今、紙に印刷されたきれいなカードのやり取りに重きをおくのはやっぱりお年より世代が中心です。
八百屋、肉屋、チーズ屋、乾物屋も昔から変わらず店を出しています。
各地の商店街の食料品店はスーパーマーケットの進出に圧されて軒並み店じまいしています。
それでも昔からマーケットで買い物をする習慣のあるお年寄りが、お店の人との会話や値段の駆け引きなどを楽しみに今でも毎週やってくるためマーケットの個人商店は今でも健在です。
ひとつ屋根の下に各種必要な店がずらっと並んでいるのもお年寄りには都合がいいはずです(イギリスは雨が多いですから)。
食料品は明朗会計のスーパーマーケットで買う方がわかりやすいのですが、昔ながらの野菜のディスプレイがたまらなく魅力的です。
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ここ数年、あまり魅力的ではないアート作品や趣味が高じて量産し始めたような素人くさい工芸品を売る、作家本人が展示しているスペースが数軒並んでいます。
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固定客も店を出す側も高齢化が進み、歴史あるマーケットを維持するために市も生き残りをかけ、食品や日常品以外の「観光客ウケ」も狙える路線を模索しているようなのですが..... 家賃が安いのでしょうね....アート作品や手作りグッズは質がけっこうショボいのです(私見).....。
上の写真の左側にちょっとうつっているのは、時計の電池を格安で替えてくれる時計修理店です。
以前はおじいさんが店番をしていたのですが数年前から代変わりして娘らしい中年の女性が店を守っています。
ストックポートのマーケットは週に4日(火曜日、木曜日、金曜日、土曜日)開いています。
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火曜日と木曜日はコロナウィルスのパンデミック以前からマーケット・ホールの外に並ぶ露店の数が少なく マーケット・ホール内もふだんから今一つ賑わいが足りなかったのですが.....
この日はオープンデイだったにもかかわらず、コロナの関係もあるのでしょう、閉まっている店が特に多くて景気が悪そうでした....。
とにかく、お年寄りたちの憩いの場なんですね。
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コロナウィルスのパンデミックで、65歳以上の人たちは長いこと自主隔離が勧められたため家にこもっていたのですが、最近出歩く人たちが増えているように思います。
平日のマーケット・プレイスと、その下のアンダーバンクはメインのショッピングエリアと違って、人はまばらで「密」で危険な感じは全くなく、私たちも久しぶりにぶらぶら歩きを楽しみました。
土曜日にはマーケットの人通りはもっと多く、パブや2年前にオープンしたおしゃれなフード・コートを目当てに若い人や家族連れも大勢訪れるはずです。
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☝は去年の夏に撮った、マーケットホール正面前の写真です。
パンデミック以来、週末に出歩いたことがないので、今のタウンセンターの人出の状況は不明です。
もちろん、夫の健康上の理由から外出自粛を続ける私たちが目的なくぶらついたわけではありません!!
「豆電球探し」という立派なぶらつき理由があったのでした。
スペアの豆電球が手に入ったらストックポート日報でレポートします。
マーケット・ホールの裏側です。
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