イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

イヤでも目に入る、雪の日の子供たちの楽しみ雪だるまづくりの無残なその翌日

2021年01月25日 08時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
午後、外に出たら.....


前日の朝の雪降りのあと通りの女の子たちが作っていた雪だるまの人数が増えて、装備もグレードアップしていました。
....といっても崩れかけてから時間がたっていそうですが。
昨日はとても寒い日でしたのでこのままの状態を深夜まで保っていました。

あら、鬼のような角がある。

通りを出たところの家にも小ぶりなのがひとり....


でっぷり太ったのも一人、無残なことになっていました。


一昨日の午前中降った雪はそれなりの量でしたので短い間に地面をすっかり覆いつくしました。
ただ、雪の上を転がすとキシキシかすかな音をたてて玉が大きくなっていくサラサラの粉雪ではなく、すぐ溶けるみぞれ状のべちょべちょ雪でした。
雪だるまを作るには適さないやっかいな雪だったはずですが地域の子供たちの努力(の残骸)がところどころに残っていました。

近所のコンビニエンスストアに今度はパンを買いに行った行き返りに見かけたいくつかです。

古代の偶像のように素朴な造形。


この家もまだクリスマス飾り(庭木の電飾)を残しています。

遠く地平線の向こうに沈む夕陽がオレンジ色の光をにじませたとてもきれいな空を背景に.....


赤い目をした死にゆく雪だるま。



コロナウィルス情報です。
昨日一日の英国の新規感染者は30,004人。
検査総数は665,330人。

感染者数は確実に減ってきています。
ロックダウンの効果が表れてきたということです。
ロックダウン直前のクリスマスショッピング、クリスマスの集まり、(不法な)大晦日パーティで感染した数はピーク時の2~3週間前に出きって、あとは下がるばかりなことが期待できますが、問題はその、2,3週間前に感染が分かった1日それぞれ5,6万人もの人たちのうちの何割かが重症化、死亡するピークが今週、来週あたりだといわれていることです。

英国南部を中心に蔓延している変異種「ケント種 Kent Variant」は、感染力が従来のものよりも約70%高いといわれていたものの致死力や重症化する可能性については裏付けるデータがない(今のところその心配はない)とされてきました。
ところが、1月22日の政府の公式発表によれば、致死力も高いという事実が最近のデータで裏付けられたそうです。
従来の新型コロナウィルスでは、英国で感染した60代の男性1、000人のうち10人(1%)が死亡しますが、変異種では1,000人のうち13人(1.3%)
が死亡するそうです。

日本を含めた世界各国で感染者が確認されています。

かなりド派手にクリスマス飾りを残す家を発見。


日暮れ前でしたが、窓の上のフェストゥーン(マツの枝綱)にからめた金色の電球がチカチカ華やかに点滅していました。
「取り下ろすのがめんどくさくてそのまま」ではなく絶対にわざとこのままにしています!
一般のカレンダーとは違う暦を勝手に使っているか、何か大願成就するまで意地でも飾りつけを下ろさないとか...?




コメント (5)
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