個人的な知り合いに「ネコがもっと見たい」と言われたので、調子にのって久しぶりにうちのネコ、ティブの写真をお見せします。
話題は、これも久しぶりのコロナウィルスの、特にワクチンをめぐる私の私見です。

英国の昨日(9月20日)1日の新規感染者数は36,100人、死者は49人。(日本は...たったの2,224人、死者は23人ですね)
16歳以上の全人口の81.8%が昨日までに2回のワクチン接種を受けているイギリスで感染者が四捨五入して4万人。
日本のワクチンを否定派の人たちはイギリスやイスラエルなどワクチン接種がすすんでいるのに感染者が再び激増している国の例を挙げて「ほら、だから言ったでしょう、危険なワクチンを打つ意味がないって?」と自説を裏付ける材料として発信しているようです。
これは間違いです。

あ、たしかに私は「ワクチンが危険」という説には賛成できないのですが、ここではそのことについて書くのはひかえます。
実際、もしかしてもしかしたら(今のところわからないだけで)危険かもしれない...(危険ではないはずですが!)というのは認めざるを得ないからです。
間違いなのは、「打っても感染するワクチンは意味ない」と主張する点です。
日本では「ワクチン接種を完了すれば感染しない」と思われていたらしいですね。
「オリンピック選手や関係者はワクチンを接種して来日するので安全である」とオリンピック推進派がコロナの感染拡大を懸念する人たちを説得していたのも驚きです。
英国や他の欧米先進国では「ワクチンの目的は感染しても重症化させないことである」と最初から明言していました。
日本以外の国では「ワクチンを打っても感染はする」という認識はほとんどの人たちに浸透していたはずです。
英国ではワクチンの期待された効果が十分に発揮され接種者が感染しても重症化、死亡する率を96%まで抑えているのですからワクチンが意味ないなんてことはぜんぜんありません。

もちろん感染予防効果もある程度は確認されています。
一説には英国では接種を済ませても40%前後の確率で感染するようですが、60%の人は抗体が確立しているので感染しないということらしいのです。
接種しないよりずーっとマシなのは間違いありません。
とにかく英国では、「感染拡大阻止のため」と公共心に訴えるワクチン推進計画を進めてきた日本と違い、「感染しても重症化しないため」と自分を守るため(ひいては国家医療制度を守るため)に接種を受ける人が大半だったため、接種者の感染激増にうろたえることはあまりないのです。
現在、重症化されて病院に搬送されたり亡くなったりする人たちはほとんどすべてがワクチン未接種者です。
1日に3万人以上も新規感染者を出してもマスクもしないでパーティやコンサートやナイトクラブに行ったりするのを許す英国を日本では「正気の沙汰ではない」とみていることでしょう。
英国ではたいていの人はそれでいいと思っているのではないでしょうか。
「重症化しないのだから国全体の抗体をあげるうえでも感染しちゃっても、もういい」とワクチンの効果を信じて、堂々ととっている行動です。
たしかに、そうやって感染が拡大しているんでしょうね。
感染しても重症化しないのですから行動が大胆になるわけなのです。
一定数のワクチン拒否派やワクチンを打てない医療上の事情がある人も存在します。
その人たちのために、感染拡大につながるような行動を国民全体が自粛する時期はもう過ぎたようなのです。
英国ではワクチンを打った人だけがコンサートやナイトクラブに入場できるようにする「ワクチン・パスポート」案をすすめていました。
様々な不公平や、業務上のわずらわしさが伴うことが懸念されていたその案はワクチンを打つ意志のある人ほとんどすべてが接種を完了している現在、決して理不尽ではなかったはずですが2週間ほど前に、国会で廃案になりました。
けっきょくは国民の自主的な判断にまかせて経済活動の足かせになるような法案はやめにしたようなのです。(正直言ってホッとしました)
たとえ重症化しなくとも、感染して自主隔離措置になってしまって仕事を休むわけにはいかないとか、周りにワクチンを打っていない(あるいは打てない)人がいるような人は自覚して慎重な行動をとるでしょう。
英国や合衆国ではワクチン接種が危険であると信じて、危険である「科学的論拠」のある記事を配信しまわっていたようなワクチン否定(懐疑)派の人たちが親しい人たちのコロナ死を目の当たりにして「考えをかえてワクチンを打つことにした」と公表することが増えています。
一家全滅も決して珍しいことではありません。
ワクチンが危険だと信じた誰かが家族全体に接種しないよう説得したらしいのですから。

思うに...オリンピックをやったってせいぜい1日の新規感染者がたったの3000人の日本では考えられないことなのかもしれませんね。
私はさすがに全滅した家族を身近には知りませんが、ワクチン接種がまだまだだった年末年始にアルファ・ヴァリアント(英国変異株)の新規感染者が1日に8万人を超えた英国の特にここ北西部でのコロナの恐怖を忘れることはできません。
ショック症状や血栓などで20万人に1人がワクチン接種が直接の原因で死ぬらしいと躊躇する猶予はたいていの人にはなかったはずです。
感染すればうちの夫のように既往症があり免疫力が低い人や高齢者などは4分の1から3分の1の確率で死んじゃってたはずですから。

打ちたくない人は日本では打たなくてもいいのかもしれませんね。
ただ、接種を受けようとする人を説得してやめさせるのはやめた方がいいはずです。

感染者数も重症者数も極端に少なくても、すぐに病院に搬送してもらえない(!)という日本では万が一重い症状が出たら大変な確率で命取りになると聞いていますから。
今、日本の状況をオンラインニュースで見る限り言えることは...以上です。
英国では、「ブースター・ジャブ」として効果を促進するための3回目のワクチン接種が始まりました。
最後に、母ネコのリヴィー。

話題は、これも久しぶりのコロナウィルスの、特にワクチンをめぐる私の私見です。

英国の昨日(9月20日)1日の新規感染者数は36,100人、死者は49人。(日本は...たったの2,224人、死者は23人ですね)
16歳以上の全人口の81.8%が昨日までに2回のワクチン接種を受けているイギリスで感染者が四捨五入して4万人。
日本のワクチンを否定派の人たちはイギリスやイスラエルなどワクチン接種がすすんでいるのに感染者が再び激増している国の例を挙げて「ほら、だから言ったでしょう、危険なワクチンを打つ意味がないって?」と自説を裏付ける材料として発信しているようです。
これは間違いです。

あ、たしかに私は「ワクチンが危険」という説には賛成できないのですが、ここではそのことについて書くのはひかえます。
実際、もしかしてもしかしたら(今のところわからないだけで)危険かもしれない...(危険ではないはずですが!)というのは認めざるを得ないからです。
間違いなのは、「打っても感染するワクチンは意味ない」と主張する点です。
日本では「ワクチン接種を完了すれば感染しない」と思われていたらしいですね。
「オリンピック選手や関係者はワクチンを接種して来日するので安全である」とオリンピック推進派がコロナの感染拡大を懸念する人たちを説得していたのも驚きです。
英国や他の欧米先進国では「ワクチンの目的は感染しても重症化させないことである」と最初から明言していました。
日本以外の国では「ワクチンを打っても感染はする」という認識はほとんどの人たちに浸透していたはずです。
英国ではワクチンの期待された効果が十分に発揮され接種者が感染しても重症化、死亡する率を96%まで抑えているのですからワクチンが意味ないなんてことはぜんぜんありません。

もちろん感染予防効果もある程度は確認されています。
一説には英国では接種を済ませても40%前後の確率で感染するようですが、60%の人は抗体が確立しているので感染しないということらしいのです。
接種しないよりずーっとマシなのは間違いありません。
とにかく英国では、「感染拡大阻止のため」と公共心に訴えるワクチン推進計画を進めてきた日本と違い、「感染しても重症化しないため」と自分を守るため(ひいては国家医療制度を守るため)に接種を受ける人が大半だったため、接種者の感染激増にうろたえることはあまりないのです。
現在、重症化されて病院に搬送されたり亡くなったりする人たちはほとんどすべてがワクチン未接種者です。
1日に3万人以上も新規感染者を出してもマスクもしないでパーティやコンサートやナイトクラブに行ったりするのを許す英国を日本では「正気の沙汰ではない」とみていることでしょう。
英国ではたいていの人はそれでいいと思っているのではないでしょうか。
「重症化しないのだから国全体の抗体をあげるうえでも感染しちゃっても、もういい」とワクチンの効果を信じて、堂々ととっている行動です。
たしかに、そうやって感染が拡大しているんでしょうね。
感染しても重症化しないのですから行動が大胆になるわけなのです。
一定数のワクチン拒否派やワクチンを打てない医療上の事情がある人も存在します。
その人たちのために、感染拡大につながるような行動を国民全体が自粛する時期はもう過ぎたようなのです。
英国ではワクチンを打った人だけがコンサートやナイトクラブに入場できるようにする「ワクチン・パスポート」案をすすめていました。
様々な不公平や、業務上のわずらわしさが伴うことが懸念されていたその案はワクチンを打つ意志のある人ほとんどすべてが接種を完了している現在、決して理不尽ではなかったはずですが2週間ほど前に、国会で廃案になりました。
けっきょくは国民の自主的な判断にまかせて経済活動の足かせになるような法案はやめにしたようなのです。(正直言ってホッとしました)
たとえ重症化しなくとも、感染して自主隔離措置になってしまって仕事を休むわけにはいかないとか、周りにワクチンを打っていない(あるいは打てない)人がいるような人は自覚して慎重な行動をとるでしょう。
英国や合衆国ではワクチン接種が危険であると信じて、危険である「科学的論拠」のある記事を配信しまわっていたようなワクチン否定(懐疑)派の人たちが親しい人たちのコロナ死を目の当たりにして「考えをかえてワクチンを打つことにした」と公表することが増えています。
一家全滅も決して珍しいことではありません。
ワクチンが危険だと信じた誰かが家族全体に接種しないよう説得したらしいのですから。

思うに...オリンピックをやったってせいぜい1日の新規感染者がたったの3000人の日本では考えられないことなのかもしれませんね。
私はさすがに全滅した家族を身近には知りませんが、ワクチン接種がまだまだだった年末年始にアルファ・ヴァリアント(英国変異株)の新規感染者が1日に8万人を超えた英国の特にここ北西部でのコロナの恐怖を忘れることはできません。
ショック症状や血栓などで20万人に1人がワクチン接種が直接の原因で死ぬらしいと躊躇する猶予はたいていの人にはなかったはずです。
感染すればうちの夫のように既往症があり免疫力が低い人や高齢者などは4分の1から3分の1の確率で死んじゃってたはずですから。

打ちたくない人は日本では打たなくてもいいのかもしれませんね。
ただ、接種を受けようとする人を説得してやめさせるのはやめた方がいいはずです。

感染者数も重症者数も極端に少なくても、すぐに病院に搬送してもらえない(!)という日本では万が一重い症状が出たら大変な確率で命取りになると聞いていますから。
今、日本の状況をオンラインニュースで見る限り言えることは...以上です。
英国では、「ブースター・ジャブ」として効果を促進するための3回目のワクチン接種が始まりました。
最後に、母ネコのリヴィー。
