昨日は晴天、日中気温は12度前後の秋らしい快適な1日でした。
近所の商店街にミルクを買いに行ったついでに散歩を楽しみました。
おなじみの木彫りのフクロウ、ヴェーラがいる住宅街の中の自然保護区域、Cale Green Conservation Aria です。
道を渡って遠景を撮ってみました。
赤サビ色の防腐剤の色が薄れ、落ち着いた風合いになってきた...と言いたいところですがなんだかうっすらと緑色がかってきて不気味度が増したようです。
低い金属の柵に囲まれたこの保護エリアには立ち入りができません。サイドにまわるとリスが1匹、コマ落としのようなひょこたんひょこたんとした素早い動きでブナの実を拾っているのが見えました。
スマートフォンのカメラを構えて写真を撮ろうと柵ギリギリまで近づくと、リスはおびえてスタスタと手近な木に駆け上ってしまいました。
手(もとい、前足)で持っていたブナの実を素早く口にくわえなおして垂直にスタスタ...
捕まらないと察したからか、時々とまってこちらをチラチラ見返す様子が何とも不敵です。
どうしようもないぐらいカワイイんですけどね。
下の写真の右側がブナ林のある自然保護区域です。
真ん中に見えている、古い綿織物工場の煙突のあるところまで歩いてみました。
煙突のてっぺんに、どうやら木が生えているようです!ハトのたまり場になっていました。
紅葉が始まっています。
日本では季節外れですよね、見事なアジサイが...
古いテラスト・ハウス(棟割長屋)の狭い前庭のスペースいっぱいに咲いていました。
英国のアジサイは初夏から秋までずうっと咲き続けます。きれいなのはありがたいのですが、風情がないですよね。
この夏は涼しくてほんとうに快適でした。暑さを渇望する英国人一般には不評だったようですが、暑さに弱い私にはありがたかったです。
それに反して、9月になってからの真夏日、10月をすぎてもちっとも寒くならない今年の秋の天候を英国人一般は大歓迎したようですが...地球温暖化に伴う恒常的な異常気象の現象だということなので、喜んではいけないらしいです。
ニュース番組に出演していた環境問題の専門家が「たかが時候の挨拶と思って軽々しいことを言わないように」とくぎを刺していました。「毎日、暖かくてけっこうですね」じゃないんですよね。地球が後戻りできない温暖化に向かって確実に突き進んでいる証なのですから!