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イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

マンチェスター中央図書館、その2 ・

2014年11月14日 09時00分20秒 | マンチェスター
10月14日の本欄の続きです。(ずいぶん前ですね)

マンチェスター中央図書館 Manchester Central Library について書いた記事のリンクを貼りました。 ↓↓ もう一度読んでみてくださいな。

http://blog.goo.ne.jp/stockport/e/1833a80b69160937ca7961e23be50bf1

マンチェスターの観光名所、一般貸し出しもしている 公共図書館です。

1930年に竣工、完成は1934年。

ローマのパンテオンをお手本にしたとか。

築80年、ボロくなったので、2010年から4年かけての大改築にふみきりました。

リニューアルオープンは2014年の3月22日。


2階の、ドームの下の壮大な閲覧室、Central Wolfson Reading Room の写真をもう一度。


閲覧室の周りが、ぐるっと廊下兼書架スペースになっています。


ところどころちょっとした応接間風 読書スペースが設けられていて居心地満点です。

ここは書架の並びが とぎれたところにある、比較的ゆったりした「くつろぎコーナー」。


雑誌の閲覧スペースになっています。


ここは、改装前は薄暗いただの通り抜けスペースだったのですが、ホテルのラウンジみたいに生まれ変わりました。


丸い壮大な丸い閲覧室のすぐ外です。

右側が吹き抜けになっていて、入り口ホールが見下ろせます。

真ん中の丸い閲覧室は本格的な読書とお勉強用だとしたら、ソファーやアームチェアーのあるスペースは、ちょっと本を手にとってぱらぱらしたい人のためでしょうか。

座ってる人はほぼ全員、持参の携帯電話やタブレットの類に見入ってるようです。



デジタルカメラの白黒機能でアートっぽい写真を撮ってみました。入り口、ロビー横。

(白黒写真です)

この図書館は生成りの石造りで、改装前から残るオリジナルの部分はどこを見ても静謐な美しさに満ちています。

角のところにボランティアのガイドさんが待機しています。
(写真を撮る際、親切にどいてくれました)

段々のあるこの隅のスペース、何のためにあるんでしょうか・・・?


アーチの奥の事務室に続く階段。


階段をわざわざ くねらせてますね。(ここも白黒で撮ったら効果的だったかもしれません)


今日から連日4回シリーズでお届けします。


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獣医さんのところのおしゃれな壁紙・

2014年11月13日 09時14分29秒 | なんだ、これは!?
用があってうちのネコのかかりつけじゃない獣医さんを用事があって訪ねました。

犬の壁紙がおしゃれ!


受付の人にたのんで写真をとらしてもらいました。


ついでに、あがった先が天井の、謎の階段の写真も。



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むっちり煮こごり状のポークの細切れがぎっしりつまったポーク・パイ 

2014年11月12日 09時20分46秒 | 英国の食べ物、飲み物
ポーク・パイ pork pie は最もイギリスらしい食べ物のひとつです。
スーパーで買ってきました。


これはメルトン・モウブレイ・ポーク・パイ Melton Mowbray pork pie. 

メルトン・モウブレイは地名で、ここのポークパイ生産協会が、PGI指定の申請をしている途中だそうです。

保護原産地呼称 Protected Geographical Indication ですね。コーニッシュ・ペイスティ Cornish Pasty と同じ。

(10月10日のこの欄をご覧ください。 http://blog.goo.ne.jp/stockport/d/20141010

メルトン・モウブレイ タイプの特徴は、底広がりの形、保存加工してない細切れの肉を使用していることだそうです。

一般的なポークパイは、筒形、保存加工したミンチ肉を使用してるそうです。

日本ではモルトン・モウブレイどころか、ポークパイそのものがしられていませんよね。

写真のこれは直径6センチぐらい。けっこうおなかいっぱいになります。

みんなで切り分けてたべるバースデーケーキサイズから、立食パーティーのおつまみでおなじみ一口サイズまで、サイズはいろいろ。

ディケンズの「大いなる遺産」で、ピップが家からこっそりもってきたポークパイを逃亡囚のマグウィッチがおいしそうに食べる場面とクリスマスのお客さんたちが、ポークパイがあると聞いて大喜びする場面が印象的でした。

現代ではクリスマスのごちそう扱いされるほどの ありがたみはありません。長持ちするおつまみ、おやつ、お弁当といったあつかいでしょうか。

もくもくした厚いパイ皮の中にむっちりピンクの煮こごり状のポークがつまっています。


乾いて固まってるので、持ち歩くのも外で食べるのにも便利です。冷えたのがおいしいのでパーティでもよく出されています。

ただ、ちょっと自分でつくってみる気にはなりません。すごくめんどくさそうです。特にお肉の処理の過程とパイの壷をつくって詰めるのが。


工場でつくった大量製産のものがスーパーやベーカリーで手ごろな価格で買えるのです。

家庭で手作りする人がほとんどなく、「産業」になっているところがコーニッシュ・パースティと同じで、メルトン・モウブレイの製造業者が名称登録にこだわるカギかもしれません。

もともとはした豚のお肉のいい部分をとったあとの残りのくず肉を無駄にしないよう有効に利用したお料理です。

今でも、何が入ってるかあまり考えたくないというイギリス人もけっこういます。でも、おいしい。くせになる。



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カリフラワーとリークとベイク  ・

2014年11月09日 09時03分05秒 | 英国の野菜、果物
カリフラワー、大きいから写真に撮った。えっ、そうでもない?


じゃあこれ、リーク leek
日本にないでしょ?。


ねぎの一種です。太くて硬くて中までぎっしりつまっています。

お店では上半分を切ってごらんのような状態で売っています。
緑の葉の部分がついたままだと丈はこの倍はあります。(葉はたべません)

1ポンド硬貨をお持ちの方は見てみてください。このリークの浮き彫りがあるかも。

リークはウエールズの国花です。花じゃないけど。

農業ウェッブサイトから勝手に借りた写真です・・・


のばしたら1メートル50センチぐらいあります。


切り口。


中の層は全部ガシガシかたいのでほぐして、あぶらでしなしなになるまでよーくいためます。

今日はお野菜とパスタのチーズかけベイクpasta cheese bake。


パスタとあらかじめ炒めたお野菜(今回はカリフラワー、クージェットcougetteとリーク)におろしたチーズをまんべんなくかけてオーブンで焼きます。

小麦粉をバターでいためて牛乳でといたホワイトソースbechamel souce を使うと上出来ですがめんどくさいので、

液体のシングルクリーム single creamを混ぜ込みました。

鶏肉、ハム、缶詰めのとうもろこし他、冷蔵庫のあまりものなにを入れてもOK。


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近所の散髪屋さんで ・

2014年11月08日 09時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
息子の散髪。


ガラス窓に「予約不要」の文字がはってあります。


日差しが強くなってきたので油紙???でできたシェードが下ろされたら幻灯のように文字が浮かび上がりました。

古代ローマの石碑みたいできれいでしょ。



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マンチェスター大学理工学部構内の、あの有名なニュートンのリンゴの木・・・の子孫 ・

2014年11月07日 09時00分05秒 | マンチェスター
イギリスのりんごといえばこれ、コックス cox。甘酸っぱい。 


またりんご?すきなんです。10月3日にも書きました。↓↓

http://blog.goo.ne.jp/stockport/d/20141003

ニュートンのりんごの木 Newton's Apple Tree 

万有引力の法則 Newton's law of Universal Gravitationを発見した、アイザック・ニュートン Issac Newton にインスピレーションを与えたといわれる、あの有名なりんごの木の挿し木が3本あるそうです。

マンチェスター大学理工学部( ユーミストUMIST )の構内でみつけた立派な記念札。


あまり目立ちません。構内を横切る鉄道橋に打ち付けてあります。

これがそうみたいです。



あまり手入れのされてない植え込みスペースになにげなく植わっています。


ひだり側に小さなりんごがひとつだけ、なっている!

クローズアップ。


3本あるそうですが、あとの2本はどこでしょう?







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マンチェスター大学理工学部(ユーミスト)の構内アート、など  ・

2014年11月06日 09時00分37秒 | マンチェスター
ニュートンのりんごの木と、アルキメデス大先生でおなじみマンチェスター大学理工学部( ユーミスト UMIST )構内のケーブル・アート。


調べてみました。

メビウスの輪をモチーフにした、Axel Wolkenhauer 作、Technology Arch。だそうです。
角度をかえて。


背景は1830年代年建造の、本校舎。

赤いケーブル・アートのむこう、鉄道橋のアーチの下には、浮体の原理を発見した歴史的瞬間のうれしそうなアルキメデス大先生の入浴像がみえます。


アルキメデスの原理(浮体の原理)を発見した瞬間のアルキメデス、再び。( 詳細は9月23日の本欄参照 )



まんなかの大きな木の下には、「近代科学の父、アイザック ニュートンに万有引力の法則のヒントをもたらしたりんごの木」の接ぎ木の悲しげな生き残り「 ニュートンのりんごの木 Newton's Apple Tree 」、があります。

鉄道橋ぞいにもう少し右に歩くとあるのが、ヴィントー Vimto を記念する木彫りアート。


ヴィントーは、かすかに薬湯の味のする、フルーツ・ドリンク。
100年以上も親しまれている、イギリスではおなじみの清涼飲料です。

材料はこれを見たらわかりますね。ぶどう、ラズベリー、ブラックカラント、長いのはヴァニラ。

この場所がヴィントー発祥の地、さいしょの工場があった場所だそうです。

木彫家 Kerry Morrison の1992年の 作品。Monument to Vimto というタイトルです。

木が腐り始めたり、酔っ払った学生に果物のいくつかが持ち去られたりと災難続きでしたが、最近修復され防腐加工と彩色もほどこされました。



明日は「ニュートンのりんごの木 Newton's Apple Tree」をご紹介します。


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家族の肖像  ・

2014年11月05日 09時00分00秒 | 英国の動物
父、クローズ・アップ


母、クローズ・アップ


イギリスの肉牛です。ヘレフォード Hereford。

父、母


息子



この一家の運命はいかに。




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ストックポート・マーケット

2014年11月04日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
金曜日はマーケットのオープン日。 (先週金曜日に撮影)








八百屋のおくさんとティーンエイジャーの娘さん、

口から血の流れるメーキャップはハロウィーン用。
女の子のほうはごていねいにも赤目のコンタクトレンズまでしてました。

写真ダメだって。ごもっとも。






マーケットの開いてない雨の日の午後、通りかかったので撮った写真です。
露店がでてないので、ヴィクトリア時代の美しいマーケットホールMarket Hall が全貌できます。




左側奥には中世の商館、15年前に火災で半焼したのを修復して一般公開している、

ステアケースハウスStaircase Houseストックポートの観光名所、そのうちご案内しますね。

前もこれ、言ったっけ?一階は観光案内所Tourist Information Center。

奥はおなじみセントメアリーズ教会Saint Mary's Charch.


これもまたマーケットの開いてない日のスナップ。

マーケットホールの真正面。ぜんぜん違うスタイルの古いビルがぴたっとくっついて建ってます。



上が切れたのが残念。真ん中のはプロデュースホールProduce Hall。


吹き抜けの壮大な一階は個人の食料店2階はヴィンテージショップ古着やレトロなインテリア雑貨を売っています。

隙間の細い通路は石畳の急な坂、古い店舗の並ぶとおりアンダーバンクUnderbankに続きます。

坂おりて、下から見上げたところ。






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おむかいの猫のおせわ  ・

2014年11月03日 09時13分56秒 | うちのネコ、よそのネコ
おむかいの家族が週末ウェールズにお出かけなので、3日間、ネコ3匹のお世話をしました。えさやりだけですが。


ティンカー・ムー(バーミーズ縞)とマディー(デブ三毛)それと、かくれて出てこない黒白のモージョーもいます。


愛想なし。ごはんあげてる私にその態度はなんだ?


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レディッシュ・ヴェイルを散策 その3 ・

2014年11月02日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
今度は谷底をあるいてストックポート・タウンセンターまでもどります。

折り返し点から見た川の下流。


これはさきほどのウイアー weir。写真だけ見るとなんか深山幽谷みたいでしょ。


ところがやっぱりストックポート・タウンセンターのちょっとはずれなんですね。

どこにいてもこの近くの高速道路の騒音がシャーっと潮騒のようにひっきりなしにきこえます。

5分おきぐらいに頭の上を飛行機がかなり低くとびます。マンチェスター空港がけっこうそばなんです。


トルストイの小説にでてくるような白樺の林。


シャーロット・ブロンテの小説に出てくるようなヒースの原っぱ。だけど左側に小さく見えるでしょ。巨大産業倉庫。



茶筅のような木の背景に高層住宅が、見えるかな?


樫の木


ストックポート・タウンセンターの、車をとめたスーパーマーケットの駐車場に日が暮れる前に戻ってきました。

だいたい、1時間40分ぐらいのそぞろ歩き散策でした。




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レディッシュ・ヴェイルを散策 その2 ・

2014年11月01日 08時23分10秒 | ストックポートとその周辺
枯れたアザミの背景の見苦しいアルミの壁、見えますか。



風光明媚な散策道、レディッシュ・ヴェイル Reddish Vale

ちょっと歩くと、すぐ右がわに驚きの巨大倉庫群出現。

大型トラックを乗りつける積荷下ろし場所も。(この日は日曜なので静かでした)

わすれちゃいけない、ここはストックポート・タウンセンターのちょっとはずれ、なのです。


TPT(トランス・ペナイン・トレイル Trans Pennine Trail ) の標識を左、レディッシュ・ヴェイルをさしているほうへ向きを変え、緩やかな坂を川に流れる谷底におりることにします。 



林の坂道を下った先、谷底に川がながれています。

人口の瀑布、ウイアー のあるここは、ストックポート・タウンセンターから歩いて来た人たちの折り返し点。


さらに東へ東へとTPTを歩き続けたい人たちは、私たちの降りてきた坂をあがって自転車、乗馬道にでればいいんです。


30日から3回シリーズで、ご紹介しているレディッシュ・ヴェイル、明日は最終回。


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