イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

日本でもっともよく知られた庶民的なイギリス料理の代表例、フィッシュ&チップス、懐かしい店の再訪

2018年03月08日 09時00分00秒 | 英国の食べ物、飲み物
今まで、ストックポート日報に、10回は書いたはずです、フィッシュ&チップス fish & chipsについて!

これは、パブで出される 比較的品の良い盛り付け(レモン付き)

イギリスといえば フィッシュ&チップス、フィッシュ&チップスといえば イギリス、を思い浮かべる日本人の方がとても多いですね。

イギリスでおいしい料理は、フィッシュ&チップスだけじゃないんです。そのことが書きたかった、というのも ストックポート日報を発刊した理由のひとつなのです。
しかし、もちろん、イギリスでフィッシュ&チップスがとてもよく食べられていることも確かです!

さて、今回、寒い平日の午後おそく、昼食を食べ損ねておなかを中途半端にすかせた私と夫、仕事が休みの上の息子が通りかかってふらっと入った、町のチッピィ。


2014年に載せたストックポート日報 最初のフィッシュ&チップス記事です!☟
イギリスの代表的な庶民の外食、「チッピィ」で食べるフィッシュ&チップス 

(過去の、バックナンバー記事がほとんどないこのころ アクセスされるのは新着記事のみでした。イギリスに興味のある日本人の方がみな知っているフィッシュ&チップスについて書いたため、かつてないほど多数のアクセスがあったので、あっけにとられたものでした)

この時の、昔ながらの個人商店が並ぶ、エッジリーの庶民的なチッピィ(イギリス人はフィッシュ&チップスレストランのことをこう呼びます。フィッシュ&チップスレストランは長すぎてめんどくさいので)再訪です!


地元のプロサッカーチーム、ストックポート・カウンティーのサポーターが、観戦前に腹ごしらえをする、典型的なフットボール場そばのチッピィ。
前回は写真に撮らなかった、スター選手のサイン入りユニフォーム。壁にディスプレイされています。

そんなにおなかの空いていなかった、というより 夕食前にたくさん食べたくなかった私たち、大人3人で、標準サイズ(大人用)のコッド(タラの一種)・フライを2皿と、チップス(短冊切りのポテトフライ)を一皿注文しました。


これで充分!

ティーバッグが入ったままで出てくる濃い紅茶!


グラスなんてもってきてくれません!食卓で、缶のまま飲むコカ・コーラ!

なんて庶民的なんでしょう!これこそイギリスのチッピィ体験!

テイカウェイ(持ち帰り)専門のチッピィではランチタイムとティ―タイム(夕食時)だけしか開けていないことが多いのですが、ここはレストランなので
一日中営業しています。

空いているこの時間、注文が入ってから揚げるので、カリっと新鮮、出来立てです。

アルミニュ―ムのカウンターでは、一日中 テイカウェイの注文を受けています。


参考までに、今回の私たちのように、チッピィで例えば 「フィッシュ・フライを二枚、チップスを一皿」 注文するときは、「Two cods and a portion of chips, please」というふうに、言いましょう。

フィッシュ・フライ(魚の種類は3種類)とチップスは別々に注文する仕組みです。=別料金。どっちもとって 初めて「フィッシュ&チップス」になるのです
レストランやパブでは、メニュ―に書いてある通り、「fish and chips, please 」といったような注文の仕方でオッケーです。

過去のほんの一部のフィッシュ&チップス記事のリンクを下に貼りました。


・別の庶民的なチッピィの記事です。子供用のサイズのフィッシュ&チップスについて書きました。☟
ストックポート日報、復刊・・・小さいサイズのフィッシュ&チップス


・パブで食べた、大小2サイズのフィッシュ&チップスについて書いた、ピークディストリクトの町、バクストンの記事です。☟
鉱泉の湧く町バクストン、マーケット広場のある丘の上、パブのフィッシュ&チップス、人魚、他いろいろ


・ぜひ読んでいただきたい、1960年代から全く内装の変わっていない、時間が止まったチッピィ。☟
イギリスの原風景・・・50年間不変の内装で庶民に愛されるレトロなフィッシュ&チップス店



・私が料理をさぼりたくなった時に買ってきて家で食べる、テイカウェイのフィッシュ&チップス。☟
豪快に散らかして家族と食べる!イギリスのフィッシュ&チップス、持ち帰り





↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。

コメント (31)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニセ札天国のイギリス!セカンドハンド品を売るチャリティ・ショップにまで導入された最新探知機、50ポンド札事情!

2018年03月05日 09時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
ボランティアとしてお手伝いをしている「チャリティ・ショップ」オックスファム Oxfam に、卓上ニセ札探知機が導入されました!


ニセ札!日本では、大ニュースになりますね。

イギリスでは日常茶飯事、とまでは言いませんが、かなり頻繁に出回るらしいのです。と言っても私は実際受け取ってしまった(被害にあった)ことは ありませんが。

新しく流通し始めた新貨幣について 以前詳しく書いた記事を読んで下さい。
リンクを下に貼りました。

今日でお別れ、丸い1ポンド硬貨 偽造不能の新硬貨は12角形

すっかり見慣れた、プラスチック(正しくはポリマー)の新5ポンド札と新10ポンド札には、どこのレジにも常備してある「ニセ札探知ペン」が通用しません。

フェルトペンのような「ニセ札探知ペン」で紙幣の余白にためし書きをしてみて、透明で色がつかなかったら本物、えび茶色のインク色が付いたらニセ札 と判定します。紙製の旧紙幣にしか使えません。

イギリスの紙幣偽造技術は世界最高水準だそうなので、透かしも、ホログラムも見た目は ほぼ完ぺきに偽造が可能だとのこと。このペンか、上記のハイテク卓上ニセ札探知機を使うしか見分けようがなかったのです。

ハイテク卓上ニセ札探知機は紙幣が紙製のみだった以前から使われていましたが、高価です。
長い間高嶺の花だったのですが、ニセ札探知ペンが使えないプラスチックの紙幣が大勢を占める今、多くの店が導入し始めることでしょう。

さて、プラスチックの新札。


現在のところ、偽造不能と言われています。

それでも、たいていの店では受け取ったら まるで儀式のようにお客の目の前で真贋チェックを欠かしません。
感触をパチンと指ではじいて確認、透明の部分をすかして、ホログラムも確認。

紙製の紙幣がほとんどだった時には たよりにしていた「ニセ札探知ペン」がプラスチック製には使えない! 不安でした・・・

で、救世主、卓上ニセ札探知機 登場!!すごいです!

探知機もすごいけど、紙幣の印刷技術も!

この妖しい青い光にあてるまでは、どんなに透かしても、角度を変えても、キラキラ数字が全く見えないのです!

本物の紙幣に探知機の青い怪しげな光を当てると、まるで紙から発光しているというか、点灯しているかのように、紙幣の額面を表す数字が くっきり鮮やかに浮かび上がります。



興奮して、もうすでにレジの引き出しに入っている紙幣すべてを取り出して探知してみました!

ニセ札なし!を確認。

お客さんにも見せてあげました。


ところで、日本人は銀行で両替した50ポンド札を何枚も手にしてイギリス旅行にやって来ますね。

不自由を感じられたことはありませんか。

50ポンド紙幣は、もちろん正規の紙幣です。
がしかし、本国イギリスで流通している、とはいいがたいのです。

あ、外国人観光客がよく行く、ロンドンやケンブリッジなど国際観光地や、国際ホテル、高額品を売買する高級店などでは別かもしれません。
・・・が、50ポンド札の受け取りは、現在 かなり多くの場所で拒否されています。

安全のため、タクシーやバス、商店などのレジは ある程度の金額がたまれば空にして、お釣りの少額を残して銀行へもっていったり、奥の金庫に移したりすることが多いため、お釣りがない!ことも原因ですが・・・

何よりも、ニセ札の受け取りを極端に恐れているからなのです。

何せ、50ポンド札を実際目にしたことのある人は、ごくごく、ほんとうに ごくわずか。
50ポンド札をだされたら、どんなデザインか、インターネットでその場で調べるスタッフがほとんどです。
受け取っていいか、店長あるいはそこにいる最高責任者の承認を求める店もあります。

2011年から流通しているらしい 新デザインの50ポンド紙幣、私も見たことがありません。

  

英国造幣局のウェッブサイトで見つけました。「見本 SPECIMEN」と大書してあります。
で、誰だ、この2人?ジェームス・ワットとマシュー・ボルトン、蒸気機関技術の発見、発明者だそうです。

先月、下の息子が日本のおじいちゃんとおばあちゃんにもらったお小遣いの50ポンド札で比較的高額なゲームを買おうとして、断られました。
その店の方針だそうです。

正規の紙幣が国内で使用できないのはおかしい!と夫は抗議したそうですが、店には店の方針で受け取りを拒否する権利があると説明されたそうです。
調べたら、その通りでした。

買い物は夫がたてかえ、銀行で少額紙幣にかえてもらったため 全く問題は なかったのですが、紙幣の受け取り拒否、日本から旅行中の方にはがっかりな体験だろうな、と思っちゃいました。

渡英時の両替のさい、50ポンド札の受け取りは拒否されることをお勧めしまーす。

ボランティア先の、オックスファムでも、先月、ストックポート内の別の支店でニセ50ポンド札を受け取ってしまったため、ストックポート全店で50ポンド札は受け取らない方針をお客様に通告することに決めました。

…といっても、「チャリティ・ショップ」で50ポンド札で払おうとした人など、それまで一人もいなかったということですが。

先週から、プラスチック紙幣対応の最新ニセ札探知機を設置したのは、そのためです。


ニセ札探知ペンでも偽造が発見できる古いタイプの紙の紙幣でも・・・


キラキラ、イルミネーション「20」の文字が浮かびます!


やっぱり、すごいわ。イギリスの紙幣印刷技術、必要は発明の母!

£££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££££

50ポンドは現在約 7,278円 です。

夫は「50ポンド札を見慣れているのは日本からの旅行者だけだ」と決めつけました。
そんなことはあるまい・・・


近ごろ、ときどき消える、土下座ネコのマーマデューク、もし見えたらクリックしてくださいな、一票入ります。↓

↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。




コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブラモルパークの雪景色その2、パークの犬たち・・・混乱の続くイギリス社会、たかが雪で!

2018年03月03日 09時00分00秒 | 英国のイヌ
雪の日のブラモル・パークの写真、続きです。

今回は、犬の写真特集。

ダックスフント


イギリスでは、ソーセージ・ドッグ sausage dog と言ったほうが、通じやすいようです。
☝飼い主が持っているショルダーバッグ、ダックスフントの柄でした!写真を拡大してみて気が付きました。






黒いコートの飼い主と、黒犬2匹。雪の白に映えますね。


まるで白黒写真のようですが、違います。飼い主の帽子のふわふわを見てください(ベージュ!)


よく見る犬種、ラブラドール。




これは、別のラブラドール。


そり滑りの男の子の家の飼い犬はレインコートを着た、シーツー。



青いセーターというか、お尻の部分があいたニットのレオタード(?)を着たのは、ラブラドゥ―ドル(ラブラドールとプードルの雑種)



勝手にやってきて、仲良くあいさつしあっていました。

実は、パークで見かけた犬はもっともっといたのですが、写真を撮ったのはこれだけ・・・



服を着ている犬、おおいですね。

昔はそんなこと、なかったような気がします。

たしかに寒いけど、生まれつき、本物の毛皮を着ている犬にコートやセーターが本当にひつようなのか??

軟弱な犬が増えているのか、それとも飼い主の好みか?



・・・2013年以来の降雪パニック!昨日の続きです。
それほど大量の雪が降ったわけでは決してないのです!

ここ、ストックポート、マンチェスタ―あたりでは、「積もった」とすらいえない、ただ単に地面が見えないほど雪に覆われた、という程度の積雪ですが、パニックは昨日の早朝まで持ち越されました。

飛行機の便は欠航。

電車が各地で止まり、列車内で夜を明かす人が大勢いたそうです。

視界が悪く、運転が帰宅途中に不能になり、車の中で一夜を過ごした人も多数。病院へ向かう自家用車の中での出産も朝のニュースで紹介されました。母子ともに無事な姿が写りました。

自分の仕事をほっぽらかして出勤できない医療スタッフを農業用トラクターで病院まで送り届ける農家の男性がテレビで紹介されていました。英雄的行動!

外に出られず孤立したお年寄りのお宅に温かいたべものを届けるボランティアの活躍もレポートされていました。隣人愛!

お年寄りが雪道で転んで起きられず凍死したという痛ましい事件も起こりました。

車が雪道で滑って歩道に乗り上げ、歩行中の子供がひかれて亡くなりました。


木曜日は、私の住む地域の 缶瓶ゴミと紙ごみの回収日だったのですが、うちの通りの回収はありませんでした。
市の広報によれば、わき道(本通りから出ている、多数の短い袋小路通り)の回収は悪天候のため不可能だったということです。
苦情が殺到。

天候が回復次第、臨時の回収をするので、そのまま公道に出しておくようにウェッブサイトによる通知がありました。そのため、うちではまだ、出しっぱなしにしているのですが、今日になっても回収がありませーん!


ところで、日本にいた時は、自宅前の歩道の雪かきをするのが暗黙の決まりというか、エチケットだったような記憶があるのですが、今でも実行されていますか。

イギリスでは、だーれもする人がいません。
たしかに日本とちがい、積もった雪が長く凍り付いて残ることはほとんどないのですが・・・(降りやむと、いつの間にか溶けて、そこらじゅう水浸しになります)

雪でじゃりじゃりの歩道を歩くのが困難で、車に気を付けながら、雪のとけるのがはやい車道(の端)を歩いている人が何人もいました。私もそうしました。
危ないです!
歩道で転ぶのも、車の通る車道によろけ落ちる可能性があって、かえってあぶないですね。歩道の雪かきは歩行者の安全上、不可欠です!

日本は道路の幅が極端に狭いので車道を歩くのはまずむりですね。

相変らず学校閉鎖のまま、週末に突入。

たかが降雪で、国中が大騒ぎ。
雪がめったに降らない国なのですが、情けなくありませんか・・・?という話の続きです。

あ、私も、自宅前の雪かきをしたことがありません!
ううーん、自宅は短い袋小路の奥から2軒目なので、あまり、雪かきの意味もないかもしれませんが・・・うちだけやっても本当に意味がないのがお分かりいただけるでしょうか。

我が家のある通りの行き止まり。


ボールがゴールポストの中で凍り付いていました。

雪がやんだ昨日は、特別寒かったです。午後のつらら。



↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の降雪、ブラモルパークの雪景色と盛り上がらなかったオリンピック

2018年03月02日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
昨日から3月だというのに!


2月27日(火曜日)から、雪が降ったりやんだり、特に28日(水曜日)は雪が積もり、昨日は氷点下!



28日の午前中、うちの近所のブラモル・パークに行って、写真を撮りました。

話題は、雪にまつわる、いろいろ・・・( 以下、写真はブラモル・パーク。本文と関係ありません )

冬季オリンピック!

日本では大きな話題になったようですね。


読者の方にコメント欄で聞かれて、お答えしたのですが、興味を持った方がほかにもいたので本文に書きます。

池の端



イギリスでは冬季オリンピックはあまり話題になりません。

凍った池の上をあるくカナダ・ガン


・・・陽の当たる、比較的暖かい場所に集合しているカモと合流



もちろん国営放送 BBC で生中継していたぐらいですから、見ている人もいたはずです。


ブラモル・ホール、裏側

私の周りで話題にした人は、皆無。

ブラモル・ホール、正面

開催されていることすら知らない人もいて・・・いつの間にか終わってた・・・そんな感じです。
スポーツの話題に疎い私とそのまわりの同類イギリス人女性、二人の息子もスポーツ観戦に興味なし・・・と、一般性が低い報告で恐縮です。

それでも、うちの夫とその兄弟はスポーツ中継には目がない方なのです。・・・が・・本当にだーれも話題にしていません。




 白黒写真ではありません。


 ・・・ほら、ね。







目当ての選手もいないし、冬季オリンピックのGB(グレート・ブリテン)選手が有名企業のキャラクターなどになった話も聞きません。

もちろん、私が見なかっただけで、スキー用品やスキーファッションなどのイメージキャラクターとして起用された選手などいたのかもしれませんが・・・

スキー用品、スキーファッションなどというものがそもそも、イギリスでは人目につかないものなのです。



イギリス人にはスキーをはじめ、ウィンタースポーツに縁がありません。
スコットランドにはいくつか、スキー場があるようですが、イングランドには自然のゲレンデは皆無。
雪は降っても、積もらない。

「選手になれる人たちは、子供の頃から毎年スイスなどヨーロッパ山岳地帯にある程度の期間、家族で滞在できるほど経済的に恵まれた人たち」といった通念があるんです。



今ではヨーロッパ大陸への旅行はぜいたくなことではありません。
それでも、雪山にスポーツをしに行く人は、地中海沿岸に日光浴をしに行く人に比べて圧倒的に少ないんです。
中流以上の金銭的余裕と、「庶民がやらないスポーツをやる」ちょっぴり特権階級意識のある人に限るという印象が今でも完全には否定できません。

実際には有望選手の強化費用は、協賛企業や宝くじ財団などが負担するので経済的余裕のそれほどない選手も国外での練習に専念できるはずですが、子供の頃からの環境ってだいじですよね。
サッカーや陸上競技などと違って競技人口のすそ野が圧倒的に!狭いのです。



やっかみか、なじみのない種目をみる気が起こらないのか、GBチームが強い種目があまりないためか・・とにかく関心がない人が多いんです。

スケートは国内にも屋内施設があるためか、強い選手もいますね。
あと、スコットランドが発祥のカーリングと、スケルトンというそり競技(いずれも屋内種目)も強いらしいのです。

夫は女子カーリングの日本との対戦だけは熱心に見ていました。
「癒される」んだそうです。

それと、ウィンタースポーツは圧倒的に白人優位なことも、多民族融合国家をめざすイギリスで敬遠される理由の一つかもしれません。
地域的な問題もあって、仕方ないんですけどね。多くのアジア、アフリカ諸国で雪は降らなそうです。

そういうわけもあって、ただ、「あまり興味がない」というだけでなく、積極的に話題にしないようにして、「特権階級スポーツ」観戦に盛り上がる風潮に抵抗している人たちも確かにいるみたいです。



「おれも家が金持ちで子供の頃から練習していれば今頃は冬季オリンピックぐらい出られたのに!」と浅はかなことを考えるイギリス人がいてもおかしくありません。
そんなわけない!のはわかっていますが、サッカーや体操や、陸上競技などよりはウィンタースポーツの種目のほうが競争相手がたしかに少なそうです。

チーム・GB、今年は例年になく、健闘したそうです!


降雪パニック。

昨日は、息子が朝登校したハイスクール(11歳から、16歳で試験に受かるまで最長18歳まで)が休校になったと、帰宅してきました!

雪で休校!

今日も休校!!

道路が凍って危ないから!

子供が学校に行かないとなると、11歳以下の児童の親は仕事を休まなければなりません。

電車やバスも多くが欠便。(珍しいことではありません)
閉鎖された高速道路も!

スタッフが出勤できなくて開けられない店や施設も多数。

診療所は開いていましたが、多くの高齢者患者が予約をキャンセルしたため、ガラガラ。

2013年以来の「大雪」だそうです。
降った量と積もった量は大したことないんですっ。パニック度(都市の機能マヒ度)が2013年の再来。



地震も津波も台風もないイギリスで、たかが雪で社会機能が停止!
イギリス社会、情けない。



ブラモル・パークの写真、いかがでしたか?

この日(一昨日)は子供たちは登校していましたが、犬の散歩や、幼児のそり遊びで、時折の激しい降雪にかかわらず、大盛況。

昨日は多くの学校が閉鎖され、家に帰った子供たちが、一日そりあそびを楽しんだはずです。


我が家の前庭…うちの老猫、ホレイシオ。


↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。






コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする