blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

落ち着くべき場所

2011-04-02 23:59:59 | 日記
今日の午前中はお世話になっているプジョーのディーラーで「キャラバンツアー」という企画があったのでのぞきに行った。
地元富山テレビの「いい生活。」(。は誤植ではありません)という生活情報番組の生中継も入っていて、私のクルマを担当しているK店長がインタビューに応じていた。
プジョーの全ラインアップ8台が富山市内中心を練り歩くならぬ「練り走る」というもので、宣伝はもとよりエコドライブのアピールも兼ねた大型のイベントだ。
本来はもっとカラフルな感じで行われるものなのだと思うが、今般の社会事情もあり全車黒で統一され、各車のラジオアンテナには喪章が付けられていた。
ツアーの様子はネットを通じて配信もされていたようだ。
明日も行われるようなので、興味のある方はぜひ「プジョー富山」にお運びいただきたい。

今週もハードな毎日が続き、いくら「素敵な友達」206がいるとはいっても今日はあまり遠出をする気にはならず、ガソリンを補給して自宅に戻った後は久々の昼寝を決め込んだ。
中間層の相変わらずの段取りの悪さから社内でも一悶着あったほどだし、自分自身は金曜夜の思わぬ「被害」もあって精神的に一度リセットしてリラックスしたかった。

それでも夜には本来金曜に足を運ぶはずであったN店に飲みに行った。
財政が苦しい中、金曜土曜と続けて飲むことにはなったが、昨晩の被害のことなど吐き出しておきたいこともあった。
N店はどれだけダラダラいようとどれだけマイクを取ろうとボトルの途中なら必ず「片手以下」でおさまるので安心だ。
「桜木価格」なる言葉も出るくらい県内の他の歓楽街よりは料金の高いイメージのある桜木町にもそんなサイフに優しい店がある。
Mママは私が20代の頃の姿も見ているし性格もよく知っている。
私よりは経験豊富なママさんだから、硬軟取り混ぜていろんな話ができるのもいい。
今日は20代ながらやたらに古いもの好きの男性が近くに座り、けっこう意気投合して、彼の歌のリクエストにも応えながら楽しく過ごした。
ギリギリ20代(失礼!)のJちゃんとも会話がだんだんできるようになってきた。

昨年5月に今の職場になって以来、会社のTK氏との付き合いをキッカケにして、けっこう「高い酒」を飲んできたなとあらためて思う。
もちろん一人でも足を運び、そのたびことごとく「?」という思いに何度もなりながらズルズルと通った店もあり、今となってはずいぶんと「いいお客さん」として付け込まれるばかりだったのかなという事実は率直に認めなくてはならない。
この間に出会った一人一人は決して悪人ではないし、楽しい時間がまったくのムダだったとも言わないが、最後はプロのしたたかさに翻弄されたというのが現実だ。
もう少しお金をかけないで週末を過ごす方法はいくらでもあったような気はするが終わったことは仕方がない。

会社の先輩にしても、飲み屋の女性にしても、果ては通常の友人関係にしても、悪人ではないからといたずらに付き合いを続けていって、結局は出て行くものばかりが多くなる、奪われるばかりであると分かる(分かった)場合は、たとえ一時的につらい思いをしても思い切って捨てていかなくてはならない。
繰り返しにはなるが、自分の生活の責任は誰も取ってくれない。
少なくとも、N店の三回四回分以上のお金が「一発」で出て行く恐れのあるところには絶対に近づくべきではないし、そういうところに連れていきそうな人との付き合いも避けなければならない。
自分自身の行動の「落ち着くべき場所」を今一度見直し、限られた稼ぎの中で健全に過ごしていこうと再確認できたということでは、新たな前進を見ることができた日であったと思う。

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「お誘い」にはご用心

2011-04-02 18:04:05 | 休日
久しく富山市の真ん中に出ることがなかったのだが、昨日はなぜか一度だけ行ったW店をのぞきたくなり軽い気持ちで連絡をとった。
相手のYちゃんが金曜は非番だと気づかずに連絡をしたところ、今から友達一人連れて飲みに出るから知っているC店で一緒にどうかとのことだった。
意外な展開ですっかり舞い上がり(?)トントン拍子に段取りが進んだ。

行き先であるC店の名誉のために断っておくが、スタッフも他のお客さんも大変ノリがよく、私自身も大変楽しめた。
また、こんなオジサンを誘って一緒に飲んでくれたYちゃんと友達のAちゃんには感謝している。
しかし、1次会でサイフの中身をあらかた吐き出してしまい、結果的に2次会に行けず両名に迷惑をかけたことに悔いが残る。
いくら顔見知りの誘いとはいっても、初めての店に行くリスクはもっと考えるべきだった。
富山市内いちばんの歓楽街である桜木町で「飲み歩く」力はまだ私にはない。

長らく女性には縁遠い生活を送っていて、時には女性の笑顔に触れて癒されたいと思う時も正直あるけれど、街にはそれなりの覚悟が必要なお店も相当数混じっている。
よくよく考えれば、路上の客引きを出している店ほど危険というのは頭にあったものの、今回のように顔見知りとはいえ「誘いに乗った」というのは客引きに付いていくことと同じように考えなくてはいけなかった。
YちゃんはW店で働いている現役だし、Aちゃんもかつて私がよく行っていたA店で働いていたから、C店のスタッフも含めてもう最初から「プロ」に囲まれた状態であったのだ。
私のような、女性の扱いに不慣れな人間はその時点でもう「プロの餌食」になっていた。
せっかくの出会いではあり申し訳なかったが、自分にはまだ力がないのでもっといい身分になるまで「お預け」という趣旨のメールをYちゃんには入れておいた。
ちなみにそのメールへの返信はない。

今後富山で飲むとなると、はるか昔の20代からお世話になっているN店くらいしか安心して行けるところは思いつかなくなった。
しばらく顔出ししていなかったから昨晩もいったん連絡をとっていたのに、違うほうに行ってしまって失敗した。
N店のMママと私は、お互いのケイタイくらいは知っているものの、向こうから「来て来て」と誘ってくることはまったくない。
それでも私の知る限り15年以上続いている店だから、長年のファンもたくさんいる。
私も含めて、お客からすれば安心して飲めるところだからリピーターが多い。
リピーターが増えれば、一人一人は小さな儲けでも、お店として長く続けることができれば積み重ねで大きくなる。
目先の儲けに走って短期間で閉まってしまうお店とは違うということだ。

お店の女性からお誘いを受けて嬉しくないオトコはいない。
しかし、くどいようだがそれは「形を変えた客引き」と考え、しきりに誘ってくるところほど危険だという認識を持たなければいけないのだろうと思う。

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