blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

街のフランス車

2011-04-19 22:16:42 | プジョー
いろいろあった愛車プジョー206も細かい修復を重ねてようやくマトモな状態になってきた。
昨年11月に前のオーナーさんから持ち込まれて店舗に入荷したクルマを私が手に入れたのは2月も終わりに近い日付だった。
プジョー富山・K店長の「ガッチリ整備する」という言葉とは裏腹にあれやこれやと不思議なことが起こったが、中古車としてニ、三ヶ月の間ずっと店舗の外に展示され、それほど継続的に動かしてはいなかっただろうから、これまでのいろいろはやむを得ないところもある。
今は通勤はもちろん休日も含めて毎日動かしているから、徐々にこなれてくれるだろう。
現オーナーである私が大切に大切に乗っていくことで、206らしい元気のよさもどんどん引き出されてくるものと思う。

さて、私自身もフランス車に乗っていて意識をしているからかもしれないが、ここ北陸・富山の地でもけっこうな数のフランス車を見る。
朝の通勤時にはシトロエンの「C4」によく会うが、向かう方面が同じなのでフランス車どうしのランデブー走行になることがしょっちゅうある。
見る人が見ればかなり貴重な場面だが、自宅を出る時刻が毎日あまり変わらないので当たり前のように一緒になってしまう。
また今日の帰りには、ある駐車場に同じくシトロエンの「C3」が止まっていてしばし眺めてしまった。
残念ながらルノー車に出会う機会は少ないが、一つ前のルーテシアやカングーは時々見ることができる。

県内で数が多いのはやはりプジョー車で、正規のディーラーが県内にあることが大きい。
最新のRCZや3008はまだ公道では見ることができていないが、それ以外の車種はかなり多く走っている。
今日は自宅近くの大型スーパーに207と307CCがいて、思わず自分のクルマを近くに止めてしまった。

数多く売れた206シリーズは特によく見るが、私もそのうちの一人ということになる。
206はサイズも手頃で若い女性が乗っていることも多いが、MT車はともかく、ATならあの難しい「AL4」を理解して対応しているのかと思うと自分もオーナーの一人とはいえ妙に尊敬してしまう。

けっこう街でよく見かけるとはいえ、やはりフランス車は富山ではまだまだ少数派だ。
その分かどうか、フランス車に乗っている人には妙な仲間意識を感じてしまう。
わざわざフランスのクルマを選ぶような人なら、マインド的にも似たようなものがあるはずで、何かの機会をきっかけにして新たな人のつながりができていくようなことがあれば素晴らしい。

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