職場の若手であるY君とは、話すとすれば朝のラジオ体操の前である。
仕事に入ってしまえば、彼は小休憩では2階に上がり、昼休みはどこかで横になっているから、話すとすればその時間だけになる。
今朝は、私が月初の多忙から早朝残業に参加していたため話すことはできず、全体朝礼が済んでから言葉を交わす機会があった。
実はこのY君が、前回記事の「つぶやき男」であり、彼は昨日休みを取っていたので、前回書いた問題の飲み会の後では初めてであった。
型どおり挨拶はしてきて、飲み代がタダで済んだからか「今度はお返しします」と軽い調子で言ってきた。
私には彼が会をないがしろにしたことがアタマにあったので、いつもよりはゾンザイな感じで対応したら、少し経ってから「オレ、何かしたんすか?」と言って近づいてきた。
こうなれば考えていることをぶつけるしかない。
近づいてきた時に手招きのようなしぐさが見えたので余計にカチンときて思っている以上にキツい言い方になった。
私「6人で来ているのだから他のメンバーにも気を使ってほしかった。幹事にも失礼だったと思うが」
彼「外に出たら彼女(話し込んでいたM女史)が泣いていた。放っておけないじゃないですか」
私「分からないでもないが、それにしても外にいる時間が長すぎた」
彼「(不満そうに)まあ、そうっすね」
私「飲み代がタダになったのは、お前らが実質参加していなかったということ。参加していない人間のカネはいらなかったということ。その意味に気づけ!」
彼「すみません・・・」
悪気はなかったにせよ、少なくともその時までは、彼自身に「よろしくない行い」をしたという意識はなかったようだ。
しかし、M女史が泣いていたという言い訳そのものも、彼女が店の外に出て行くのを見計らって追いかけるように出て行ったことを考えるとかなり怪しい。
仮に彼の言葉が本当でも、すぐ近くの店の中にいる私たちの様子を気にする素振りはなかった。
飲み代うんぬんの話は、幹事のK女史にはあえて裏付けは取らなかった。
こちらの勝手な解釈とはいえ、そう言っておいたほうが彼により重く響くと思った。
さすがにその後、彼はK女史には一声かけには行ったようだ。
ここまで私がこだわったのも、このままではまた違う場所で同じ事をやりかねないと感じたからだ。
極端な例だが、見た目はそれなりに印象的な彼だから、女の涙に弱いと分かればウソ泣きをしてでも近づこうとする女性もいないとは限らない。
善意のつもりが、今回のように怒られてしまう結果を生まないとも言い切れない。
今日驚いたのは、昨日一日休みを取っていた彼が、私との一件があったからか午後から「体調不良」を理由に帰ってしまったことである。
午前の様子を見てもつらそうな感じはなかったから、私に言われたことに腹を立てたかバカバカしくなったかのどちらかだろう。
仕事はよくがんばるし、性格的にも若いわりにはできたヤツ、というのが周囲の評価だが、私に限っては「タダの若いヤツ」に格付けが落ちたことは否めない。
明日もし反論材料を用意してくるようなら、堂々と受けて立ち「返り討ち」にするつもりである。
ダテに15年長くメシを食ってはいないというところは見せておきたい。
仕事に入ってしまえば、彼は小休憩では2階に上がり、昼休みはどこかで横になっているから、話すとすればその時間だけになる。
今朝は、私が月初の多忙から早朝残業に参加していたため話すことはできず、全体朝礼が済んでから言葉を交わす機会があった。
実はこのY君が、前回記事の「つぶやき男」であり、彼は昨日休みを取っていたので、前回書いた問題の飲み会の後では初めてであった。
型どおり挨拶はしてきて、飲み代がタダで済んだからか「今度はお返しします」と軽い調子で言ってきた。
私には彼が会をないがしろにしたことがアタマにあったので、いつもよりはゾンザイな感じで対応したら、少し経ってから「オレ、何かしたんすか?」と言って近づいてきた。
こうなれば考えていることをぶつけるしかない。
近づいてきた時に手招きのようなしぐさが見えたので余計にカチンときて思っている以上にキツい言い方になった。
私「6人で来ているのだから他のメンバーにも気を使ってほしかった。幹事にも失礼だったと思うが」
彼「外に出たら彼女(話し込んでいたM女史)が泣いていた。放っておけないじゃないですか」
私「分からないでもないが、それにしても外にいる時間が長すぎた」
彼「(不満そうに)まあ、そうっすね」
私「飲み代がタダになったのは、お前らが実質参加していなかったということ。参加していない人間のカネはいらなかったということ。その意味に気づけ!」
彼「すみません・・・」
悪気はなかったにせよ、少なくともその時までは、彼自身に「よろしくない行い」をしたという意識はなかったようだ。
しかし、M女史が泣いていたという言い訳そのものも、彼女が店の外に出て行くのを見計らって追いかけるように出て行ったことを考えるとかなり怪しい。
仮に彼の言葉が本当でも、すぐ近くの店の中にいる私たちの様子を気にする素振りはなかった。
飲み代うんぬんの話は、幹事のK女史にはあえて裏付けは取らなかった。
こちらの勝手な解釈とはいえ、そう言っておいたほうが彼により重く響くと思った。
さすがにその後、彼はK女史には一声かけには行ったようだ。
ここまで私がこだわったのも、このままではまた違う場所で同じ事をやりかねないと感じたからだ。
極端な例だが、見た目はそれなりに印象的な彼だから、女の涙に弱いと分かればウソ泣きをしてでも近づこうとする女性もいないとは限らない。
善意のつもりが、今回のように怒られてしまう結果を生まないとも言い切れない。
今日驚いたのは、昨日一日休みを取っていた彼が、私との一件があったからか午後から「体調不良」を理由に帰ってしまったことである。
午前の様子を見てもつらそうな感じはなかったから、私に言われたことに腹を立てたかバカバカしくなったかのどちらかだろう。
仕事はよくがんばるし、性格的にも若いわりにはできたヤツ、というのが周囲の評価だが、私に限っては「タダの若いヤツ」に格付けが落ちたことは否めない。
明日もし反論材料を用意してくるようなら、堂々と受けて立ち「返り討ち」にするつもりである。
ダテに15年長くメシを食ってはいないというところは見せておきたい。