blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

縁のある人はイヤでも

2012-07-28 23:29:35 | 休日
月の実質最終週も忙しいまま過ぎ、金曜の勤務が終わった時にはドッと疲れが出た。
木曜に痛めた腰は一晩寝たくらいではどうにもならないが、金曜の夜にはおなじみの約束があって富山市の真ん中に出て行った。

私にお誘いの連絡をするとすれば、市内C店かW店の合わせて3人である。
今週は、給料日近くを狙ったように見事に全員からコンタクトがあった。
仕事熱心さには相変わらず感心するが、一度に何人もは無理なので、金曜はいち早く連絡をくれた1人を優先した。

飲み屋の子に世話になる時はいつもパターンは決まっていて、7時くらいから小一時間居酒屋で食事をして、その後お店に行ってまた飲む。
その日はまず自分が行ったことのない居酒屋にしようということになり、4つくらいの候補の中からちょうど周年企画で安く飲める店に行った。
飲み屋街の中の居酒屋だから、お客の半分ほどはいわゆる「同伴」であり、どう見ても不釣り合いなカップルが異常に多い店内であった。
私もその中のひと組であったが、その日のお相手は年齢も近く「不自然度」はやや薄かったかもしれない。

さて、偶然なのかは知らないが、結局はその居酒屋で金曜のお相手以外で私に連絡をくれた2人のどちらの顔も見ることになったのである。
もちろん彼女たちもそれぞれお客を一人ずつ連れて来ていたのは言うまでもない。
その日は予定が合わず会うはずのない人に、それも2人ともだから驚いた。
広くはない飲み屋街といっても、居酒屋だけでも数十軒はあるだろう。
お互いに示し合わせた様子は見えなかったから、私から見れば縁のある人はイヤでも顔を見ることになっているのだなと思った。

その日は居酒屋からC店に流れたが、その日のお相手でない2人がいるW店にも行かにゃならんのかなという展開だったから、様子見もあって久々に日付が変わってしまうことになった。
W店のほうが閉店がかなり遅いためそうしたのだが、C店のほうも間際の来店客が多くあり、本来の閉店時間から一時間以上ズレて午前の2時くらいになった。
そこでその日のお相手さんと話をして、W店に流れるのはやめて軽く食事し直して帰った。

その日のお相手さんはC店とW店を週イチずつ掛け持ちしているからW店のメンバーは知っているし仲もいい。
W店の2人も、その日に私と飲めなかったからといってどうということはなく、同伴相手なら腐るほどいるだろうから、3人の間がギクシャクするのではという余計な心配はいらない。
彼女たちがやっていることはあくまでビジネスの一環であり、私のような人間はその日でなくてもいつか来てくれればいいだけのものだ。
来店待ちだけだとなかなか大変だし、何度も足を運ぶ客の確保が何より大切だから、たとえワリカンでもわざわざ時間をとって客と食事するということなのだろう。

金曜には一緒できなかった2人については、またいずれ慌ただしくない形でW店に足を運べば済む。
お誘いが来れば来たで考えればよいし、お店が満杯でない限りはノンアポで立ち寄っても追い出されることはない間柄でもある。
フトコロや体力、自分のスケジュールなどと相談して、無理をせず「行ける時には行く」ということでいきたい。

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