blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

飲み会をつぶやくなんて

2012-07-01 18:56:58 | 休日
土曜の夕方は前々から予定の飲み会が旧宇奈月町であった。
同じ店で早くも4回目になる会だが、私と、私が職場で仲のいいベテランの女性2名は全回参加している。
この3名がコアとなって、今回はこれに男2名女1名を加えて3人3人となった。
出される料理やお酒はいつもながら美味で、タバコを吸うヒマもなくひたすら飲んで食べて話した。

お酒も入るしいつもながら楽しい気分で過ごすことはできたのだが、今回は私よりも若い人間が男女1人ずついて、そのうち男のほうが料理に感動したのかケイタイを取り出して写真を撮り外部に「つぶやいて」いた。
それくらいならよかったが、今度は女のほうがお酒が回ったといって外に出てしばらく戻らず、それを追うように「つぶやき男」が店のすぐ外に出て、結局は2人して長時間話し込みなかなか店の中に戻ってこなかった。
地べたに座って男女が話し込んでいる姿は、光景としては大変微笑ましいものだが、滞在時間の半分以上を会場の外で過ごされては何のための会なのか分からないことになった。

つぶやきにしても、「2人の時間」にしても、せっかく集まっている他の人間をないがしろにする行為であり私は好まない。
他人が設定した集まりをダシにして彼らだけの目的を果たそうとしたことは、わが倉庫の「飲み会史」において大きな汚点を残したと言わざるを得ない。
目的がそこにあったのならば、最初から示し合わせて別の場所に行けばよかったことだ。

今回の幹事を務めたK女史は、勘定をその2人に払わせなかった。
勘定をかぶることになった4名にすれば不本意だが、実質的に参加していない人間に払ってもらう必要はなかったとも言えるから致し方ない。
このへんの真意についてはK女史本人に裏付けを取る必要はある。

それぞれの時間をさいて人間が数名でも集まった場所では、まずその集まりを大切にしてほしい。
それができないなら、少なくとも私は飲み会にこの2人のどちらかでも誘うことは無理だし、仮に他人が設定した会であれば同席することは難しい。
ミエミエの芝居を打ってまで会場を離れて行動する身勝手な人間に振り回されるようなことは2度とあってはならない。

若手が2名入ってまた違った楽しみを期待した今回の飲み会は、楽しさ半分腹立ち半分の複雑なものになった。
仕事は仕事で割り切ってやらなくてはいけないが、彼らへの接し方はこれまでとは変わっていくような気はしている。

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