ここ最近は、昼前に製造工場に製品を取りに行くことが多くなった。
4営業日に1回まわってくる自動倉庫の担当日だけは「師匠」のTs氏が行くが、その他の日はすべて私が行っている。
もう2週ほど前になるか、氏が倉庫の4トントラックの左側面を工場の門扉にブチ当ててしまったため、乗り物大好きで性格的にもかなりの強気で鳴る氏もさすがに機会をセーブしているというのが真相だ。
事故の有無によらず、すでに60歳の節目を超えて再雇用期間に入っている氏だから、本人の意欲とは別に「ポストTs氏」の役割は組織として考えておく必要がある。
仮に私が氏の役割をまるまる引き受けていくとするなら、自動倉庫の担当も卒業して、搬送業務と外部入庫の受付に専念することになってくる。
部署では小さな人の動きが予定され、それに伴って自動倉庫当番の再編があるかもしれないのだが、それもからめてわが倉庫の中でも最も「職人的」な仕事にますますシフトしていくことになりそうだ。
正直に書けば、トラックの運転も含めて「できること」が多くなったから、今は心身両面でかなり楽ができるようになっている。
1日のうち1時間ほどは1人で倉庫の外に出ることができるのが搬送担当の特権と言えばそうである。
狭苦しい倉庫でずっと同じ姿勢で箱詰めを続けるのは若い人間でも苦痛だ。
倉庫の中でできる仕事が多ければ、いろんな場所に顔が出せて知らず知らずのうちにいろんな姿勢で仕事をすることになるし、時には外にも出られるのだから、体のどこかに負担が集中することもない。
もちろんただの運び屋といっても、トラックに製品が満載にでもなればそれなりの金額になる。
めぐりめぐっては自分の給料にもなる製品を運ぶ責任を持つわけで、日頃自家用車でやっているような吹っ飛びぎみの運転はできない。
とりあえずは人がからむような事故だけはと事務所からは言われているが、製品も無事であるに越したことはなく、なるべく荷台の中で崩れないように慎重に丁寧に運転するのは当然だ。
館内の立ち乗りリフトにしても4トントラックにしても、チャンスが来た時に尻込みはしなかったのがこうして今につながってきている。
もし少しでも迷うような態度が周囲に伝われば、その後再び機会が与えられたかどうかは分からない。
もとより失うものもないので、今後も乗り物に限らず新しいことにどんどん首を突っ込んでいって、館内の仕事のほとんどをカバーできるくらいになれれば素晴らしい。
4営業日に1回まわってくる自動倉庫の担当日だけは「師匠」のTs氏が行くが、その他の日はすべて私が行っている。
もう2週ほど前になるか、氏が倉庫の4トントラックの左側面を工場の門扉にブチ当ててしまったため、乗り物大好きで性格的にもかなりの強気で鳴る氏もさすがに機会をセーブしているというのが真相だ。
事故の有無によらず、すでに60歳の節目を超えて再雇用期間に入っている氏だから、本人の意欲とは別に「ポストTs氏」の役割は組織として考えておく必要がある。
仮に私が氏の役割をまるまる引き受けていくとするなら、自動倉庫の担当も卒業して、搬送業務と外部入庫の受付に専念することになってくる。
部署では小さな人の動きが予定され、それに伴って自動倉庫当番の再編があるかもしれないのだが、それもからめてわが倉庫の中でも最も「職人的」な仕事にますますシフトしていくことになりそうだ。
正直に書けば、トラックの運転も含めて「できること」が多くなったから、今は心身両面でかなり楽ができるようになっている。
1日のうち1時間ほどは1人で倉庫の外に出ることができるのが搬送担当の特権と言えばそうである。
狭苦しい倉庫でずっと同じ姿勢で箱詰めを続けるのは若い人間でも苦痛だ。
倉庫の中でできる仕事が多ければ、いろんな場所に顔が出せて知らず知らずのうちにいろんな姿勢で仕事をすることになるし、時には外にも出られるのだから、体のどこかに負担が集中することもない。
もちろんただの運び屋といっても、トラックに製品が満載にでもなればそれなりの金額になる。
めぐりめぐっては自分の給料にもなる製品を運ぶ責任を持つわけで、日頃自家用車でやっているような吹っ飛びぎみの運転はできない。
とりあえずは人がからむような事故だけはと事務所からは言われているが、製品も無事であるに越したことはなく、なるべく荷台の中で崩れないように慎重に丁寧に運転するのは当然だ。
館内の立ち乗りリフトにしても4トントラックにしても、チャンスが来た時に尻込みはしなかったのがこうして今につながってきている。
もし少しでも迷うような態度が周囲に伝われば、その後再び機会が与えられたかどうかは分からない。
もとより失うものもないので、今後も乗り物に限らず新しいことにどんどん首を突っ込んでいって、館内の仕事のほとんどをカバーできるくらいになれれば素晴らしい。