コロ助 ～続・じゃが芋で作ったコロッケじゃが～

お盆なので、今は亡きオカンの逸話にコロッケのくだりがあったのをご紹介。じゃが芋を普通に蒸して潰していた作り方は、マッシャーで潰す段階では既に嫌気がさして、面倒なので大雑把になっていた。結果的に潰し方がバラバラで半殺し状態だったじゃが芋コロッケ‥‥‥そんな急仕上げのコロッケをオカンはコロ助と呼んでいた。





キテレツ大百科など影も形もない時代の「コロ助」なのでオリジナルということになる。一方、ワシは小学校の帰り道のお肉屋さんに、コロッケが揚がっている時間に前を通る。20円だったか？ 新聞紙に挟んで手渡して貰ったコロッケを頬張って、何も食べなかったように帰宅すると晩ご飯はコロッケ。





こんな食材が重なるパターンが無茶多かった。社会人になってからカニを買って帰ると家は年に一度のカニすき。松茸を買って帰ると家はいただき物の松茸ご飯。ところが大アサリを買って帰ると重なることもなく頻繁に買って帰った。京都駅前で買う大アサリは、ワシが買ったあとに、未だ付き合う以前の相方が、嫁実家の全員大好きな大アサリを買おうとすると「ついさっき売り切れました」と告げられたことが、20回はあったと最近になって判明した。



余談だが、じゃが芋を潰すのに粗く潰すことを、タグ指定で「半殺し」と指定すると、そのタグは受け付けられませんと断られた。

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