「福祉」という言葉からどんなイメージが浮かびますか。高齢者や障碍者といった方々に対し、主に援助や介護の専門家が行う行政サービスを思い浮かべるのではないでしょうか。
以前、「福祉」の幅広さを伝える「はじめてのふくし」という雑誌の記事が新聞に紹介されていた。この雑誌は日本福祉大学が毎年、高校生などに向けて作成している学習教材である。「『ふくし』って何だろう?」という問いかけに対して次のように説明している。「だれもが持っている幸せになる権利」。もともと「福祉」は「幸せ」の意味で、英語の「welfare」「wellbeing」の言葉のつくりからもわかるように「快適に生きること」。
最近は全国の社会福祉協議会では「ふくし」とひらがなを使っているという。「ふ」だんの「く」らしの「し」あわせ。なるほど、分かりやすいですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます