仏教の教えには「六大煩悩」という、人間を堕落させてしまう教えがある。貪りの心、怒りの心、愚かな心、疑いの心、仏教に反する心、そして慢心である。慢心は最後にあるだけあって、克服するのが最も難しいと言われている。この慢心、自分では気づきにくいものだと仏教では言われている。修行僧たちでさえ、これで最後に足をすくわれるとか。
聖書では罪のリスト、といわれているローマ1:29-31が有名。不義、悪、貪り、悪意、ねたみ、殺意、不和、欺き、邪念、陰口、そしり、神を憎む、侮り、高慢、大言、悪事、親に逆らう、無知、不誠実、無情、無慈悲。これだけ並べられたら、返す言葉がない。
仏教にしろキリスト教にしろ、私たち人間は弱い存在だということを認めている。この自覚が大事。忘れないでいよう。
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