古文書を読もう!「水前寺古文書の会」は熊本新老人の会のサークルとして開設、『東海道中膝栗毛』など版本を読んでいます。

これから古文書に挑戦したい方のための読み合わせ会です。また独学希望の方にはメール会員制度もあります。初心者向け教室です。

鶴亀句会 4月例会 2018-4-21

2018-04-20 17:58:44 | 鶴亀句会

会日時   2018-4-20  10時

句会場        パレア9F 鶴屋東館

出席人数   9 

指導者    山澄陽子先生(ホトトギス同人)

出句要領  5句投句 5句選   兼 題  春惜しむ・夏近し

世話人    近田綾子 096-352-6664 出席希望の方は左

次 会   5月15日(火)10時パレア9F 兼題 五月雨

       ※ 今後の会場 6/15(金)・7/20(金)・8/17(金)・9/21(金)

山澄陽子選

夏近し昔は遠出したものよ     綾 子

夏近しプランも何もない歳に     〃

地の温み吸うて鎮もる夕牡丹    礁 舎

樹木園そゞろに歩き春惜む      〃

夏近し海女の素早く沈みけり    茂 子

夏近し遠く輝く蜃気楼        〃

器量良しから貰はれる子猫かな   武 敬

うららかや軽装まとひ旅に出る    〃

魚跳ねて湖面の綺羅や夏近し    小夜子

独り居にいつしか慣れて春の宵    〃

夏近き渡船の水尾や桜島       〃

花吹雪人みな点となりて行く     興

幸せと薄墨で書く春便り       〃

ゆく春や慣れし指輪の緩び落つ   安月子

新緑や谿音に添ふ小屋ひとつ     〃

先生の句

夕間暮れ寂として散る残花かな   陽 子

誰となく水際に降りて夏近し     〃

鞦韆の風と遊べる薄暮かな      〃

春愁や服を替へても化粧ひても    〃

鶯の正調聞かせゐる深山       〃