句会日時 2018-4-20 10時
句会場 パレア9F 鶴屋東館
出席人数 9人
指導者 山澄陽子先生(ホトトギス同人)
出句要領 5句投句 5句選 兼 題 春惜しむ・夏近し
世話人 近田綾子 096-352-6664 出席希望の方は左 記 へ
次 会 5月15日(火)10時パレア9F 兼題 五月雨
※ 今後の会場 6/15(金)・7/20(金)・8/17(金)・9/21(金)
山澄陽子選
夏近し昔は遠出したものよ 綾 子
夏近しプランも何もない歳に 〃
地の温み吸うて鎮もる夕牡丹 礁 舎
樹木園そゞろに歩き春惜む 〃
夏近し海女の素早く沈みけり 茂 子
夏近し遠く輝く蜃気楼 〃
器量良しから貰はれる子猫かな 武 敬
うららかや軽装まとひ旅に出る 〃
魚跳ねて湖面の綺羅や夏近し 小夜子
独り居にいつしか慣れて春の宵 〃
夏近き渡船の水尾や桜島 〃
花吹雪人みな点となりて行く 興
幸せと薄墨で書く春便り 〃
ゆく春や慣れし指輪の緩び落つ 安月子
新緑や谿音に添ふ小屋ひとつ 〃
先生の句
夕間暮れ寂として散る残花かな 陽 子
誰となく水際に降りて夏近し 〃
鞦韆の風と遊べる薄暮かな 〃
春愁や服を替へても化粧ひても 〃
鶯の正調聞かせゐる深山 〃