古文書を読もう!「水前寺古文書の会」は熊本新老人の会のサークルとして開設、『東海道中膝栗毛』など版本を読んでいます。

これから古文書に挑戦したい方のための読み合わせ会です。また独学希望の方にはメール会員制度もあります。初心者向け教室です。

鶴亀句会 8月例会  2018-8-17

2018-08-17 14:03:38 | 鶴亀句会

会日時   2018-8-17  10時

句会場        パレア9F 鶴屋東館

出席人数   9人 不在投句1人 

指導者    山澄陽子先生(ホトトギス同人)

出句要領  5句投句 5句選   兼 題  鳳仙花

世話人    近田綾子 096-352-6664 出席希望の方は左

次 会   9月21日(金)10時パレア9F 兼題 虫

山澄陽子選

素麺の薬味たっぷり卓囲む      純 子
冷酒を舌に転がし宵一人        〃
ほうせん花幼き頃の爪遊び       〃

クーラーに運動不足かこちけり    綾 子
顔寄せて鳳仙花巻く母若し       〃
猛暑にも負けぬ我身の有難し      〃
指五本布切れ巻いて鳳仙花       〃

蝙蝠の空となり行く橋の上      礁 舎
暁の雨に濡れゐる鳳仙花        〃

つまべにや幼き日々の蘇る      安月子
鳳仙花弾ぜし音聴く昼下がり      〃
引き摺らぬことを心に髪洗ふ      〃

訪ふたびに子犬出て吠ゆ百日紅     興
鳳仙花おさなき夢を満たしけり     〃
笛に酔ひ太鼓に狂ふ祭獅子       〃

秋立つやミシンの調子整ひぬ     茂 子

つま紅を母に委ねし指の先      小夜子
西郷どんの湾跨ぐごと虹立てり     〃

さだまさしの歌うたいつつ墓掃除   武 敬
子の爪を妻の染めたる鳳仙花      〃
われら今五十八年二つ星        〃

秋深む幸せを呼ぶブルービー     優 子
賑はへる地蔵祭りに黒い雲       〃

先生の句

子の染めしつまくれなゐのいとほしき 陽 子
立秋の風や初心に返るべく       〃
子供らの遊びせんとや鳳仙花      〃
蝉の穴北斗七星なせりけり       〃