古文書を読もう!「水前寺古文書の会」は熊本新老人の会のサークルとして開設、『東海道中膝栗毛』など版本を読んでいます。

これから古文書に挑戦したい方のための読み合わせ会です。また独学希望の方にはメール会員制度もあります。初心者向け教室です。

鶴亀句会 11月例会  2019/11/15

2019-11-15 17:34:29 | 鶴亀句会

会日時   2019-11-15  10時

句会場        パレア9F 鶴屋東館

出席人数   8 

指導者    山澄陽子先生(ホトトギス同人)

出句要領  5句投句 5句選   兼 題  暮の秋

近田綾子 096-352-6664 出席希望の方は左

次 会   12月20日(金)10時パレア9F  兼題 クリスマス

 

山澄陽子選

駆け抜けるランドセルの子冬に入る  近田綾子
重ね着てテレビの前にいつも居る    〃

秋風に身体まかせて呼吸ヨガ     木村純子
ボール蹴る子の息白き朝かな      〃

日向ぼこ背伸びの猫の耳ピンク    岩城小夜子
立冬の朝の光の透きとほる       〃

短日や工事業者の早仕舞       佐藤武敬
五年日記一瞬迷ひ買ひにけり      〃

立冬の八幡宮の鳩舞へり       平川礁舎
初しぐれ路地を見てゐる窓の猫     〃

冬蝶の息吹にゆらぐ草の先      澤田安月子
冬夕焼一樹に鳥語鳴きしきる      〃

異常なし医師の言葉や天高し     小林優子
花みずき落葉拾ひてしをりとす     〃

先生の句
今朝の冬仰げば昨日(きぞ)のままの雲 山澄陽子
憩ひゐる床几に木の葉降りしきる    〃
鴨の陣解きて遠近水尾を引く      〃