べんりや日記

住まいのこと、情報発信!

1.現在の地球環境は・・

2010-03-02 13:34:11 | 山の木の話(越後杉)
広大なアフリカの大地にそびえる「キリマンジャロ」
をの山の頂には万年雪をたたえ、裾野に広がる台地が乾季になると
その雪融け水によってそこに生息する生物の命を守ってきました。



現在のキリマンジャロです


山頂にあった雪が殆ど無くなっています。
地球温暖化が原因でないかと言われています。

 極地方では・・

地球温暖化により、極地方の氷が解けています。

南極では島が見えるようになり、コケが生えて真緑色になるまでになってきました。

北極では、エスキモーが餓死する事態が起きています。
エスキモーはアザラシを捕まえて生活していますが、氷の上でないと捕獲できません。氷が北上してしまい、アザラシが見つけにくくなってしまったのが原因のようです。



氷が北上し、アザラシが氷の上に出なくなったために、
エスキモーの食糧難を引き起こしている


 温暖化は二酸化炭素が原因?


二酸化炭素が原因だとは今のところ断定できません。しかし「疑わしきは出さない」という予防原則に沿えば出さないほうが懸命です。
もし、後年の研究によって二酸化炭素が原因だったといった場合、それまでの間、研究者を信じて放出していた量は、元に戻せないのです。

この「予防原則」の考え方は、日本で作られた考え方です。「水俣病」は、発生当時、何が原因か分からなかったのですが、「工場の水銀が原因ではない」という「チッソ」が主張し、廃棄し続けたことで、被害が拡大してしまいました。

この手痛い経験から、「疑わしきは出さない」という考え方が生まれたのです。



水俣病が工場の廃棄した水銀が原因であると解明されるまで、
「チッソ」は水銀を廃棄し続け、被害が拡大しました。



温暖化についても、この「予防原則」の方法をとるべきです。二酸化炭素が疑わしい以上、それを抑制することが大切です。


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「地球環境を見据えて、私たちがすべき地域づくり」~田中優さん講演会

2010-03-02 13:08:18 | 山の木の話(越後杉)
もうすぐ雛祭り・・
クロス10内の小嶋屋さんに展示してあった雛人形です
右下にある丸太に「越後十日町 みやび」とありますが・・
越後杉っぽい。「みやび」って何?


先週の水曜日に十日町「クロス10(テン)」にて、田中優さんの講演会が開催されました。その内容を掲載したいと思います。



主催は「農地・水・環境保全向上対策 十日町地域協議会」です。
後援は 十日町市、新潟県十日町地域振興局



田中優さんです。
マルユーさんの社長さんに感じが似てます。(声も・・)


 プロフィール


1957年東京都生まれ。環境、経済、平和などのNGO活動に関わる。現在「未来バンク事業組合:理事長、「日本国際ボランティアセンター」理事、「ap bank」監事、立教大学大学院はじめ3大学で非常勤講師。
著書に「地球温暖化/人類滅亡のシナリオは回避できるか」(扶桑社新書)「戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる新しい社会のつくり方」「おカネで世界を変える30の方法」(合同出版)ほか多数。
ミスターチルドレンの桜井和寿さん、音楽家の坂本龍一さんたちは田中さんのお話を聞いて、環境問題などに取り組む「ap bank」を立ち上げ、田中さんはその監事として支援している。



 講演会内容


1.現在の地球環境は・・
2.ピークオイル
3.未来のエネルギーは・・
4.お金の流れ
5.省エネルギーのやりかた
6.地産地消は環境にやさしい

次回、田中優さんは、三条市にて開催される「世界を変えるお金の使い方」(3月27日12:00~三条商工会議所)にてお話が聞けます。

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