べんりや日記

住まいのこと、情報発信!

美沢町N邸 完成内覧会 着々と・・

2010-03-29 19:42:12 | 1階が車庫の家(越後杉の伝統木組)
アール出窓が印象的な外観の美沢町N邸
出窓の羽目板はもちろん越後杉


長岡市美沢町N邸の完成内覧会を開催します。

とき 平成22年4月3日(土)、4日(日)
      午前10:00~午後4:00
場所 長岡市美沢3丁目108-15 N邸新築工事現場


案内図







梁や柱はベンガラ+墨汁+カキシブで褐色に仕上げています。
「古民家風」といったところ。


明るい色で仕上げた部屋もあります。
(色はオスモ・ワンコートオンリーを使用)
床ももちろん「越後杉フロアー」


南面の吹き抜け
杉の白木のスノコ


杉の手摺は落ち着きがあります


見所は、越後杉をふんだんに使った古民家風の部屋の雰囲気でしょうか・・・
建物の近くに行くと、ほのかに木の香りがただよってきます。(県産材率90%以上なので・・)
一階が車庫というのは、構造的に頑丈に出来るという伝統構法の技術面からなのですが(一応、金物使っていませんが・・)、それを感じさせないさりげなさもあります。

市街地内で、どうしても車庫を取って敷地いっぱいに建てたい場合の間取りとしても参考になると思います。
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吹き抜けを利用してスノコを敷く・・

2010-03-29 19:41:41 | リフォーム奮闘記
2月から行っていたリフォーム工事がほぼ終了しました。
今回のリフォームは、
「吹き抜けを改装して物干し部屋が欲しい」
というお客さんのご要望にお応えしたものです。

新築と同様、イメージボードを作成し、完成後のイメージをお客さんへ伝える作業からはじめています。



吹き抜けにスノコを貼ったイメージ


階段脇の収納スペースのイメージ





吹き抜け空間


工事前は、このような吹き抜け空間です。
中断面集製材の構造材が吹き抜けに横たわっていたので、これを利用して、そこにスノコを引いていきます。



スノコを貼っていく



下から見た感じ

このスノコの間隔が、こちらとお客さんとで思案で悩んだ部分です。
スノコの間隔はなるべく狭いほうが良い。15ミリが限界だと思います。
あまり離すと、足の小指を挟んで骨折してしまうからです。
しかし、「明かり取り」の役割から考えれば、極力離したほうが良いというのがお客さんの要望です。
3センチまで離して欲しいということでしたが、25ミリで手を打ってもらいました。
板の間隔としてはぎりぎりといったところでしょう。
上からの明かりは入るようになりましたが・・・・



完成


手摺が付いたら、全体の雰囲気がよくなりました。
「無垢材」の素材を損なわないように、白木のままでオスモのフロアワックスで仕上げています。(スノコ板も同じくフロアワックス)
下から見たときに、「軽い感じ」を出すために、白系統にすると圧迫感が取り除かれます。
大まかにイメージ通りといったところ・・・

ただし、残念なことに、この白木は越後杉ではありません。
「2×4材」で、北米産だとか・・建材屋さんに産地を調べてもらっています。(別にウッドマイルの調査をするわけではないのですが・・)
越後杉は下地材に使用しています。(床の下地とか、壁や天井のボード下地とか・・)
見えない部分に越後杉を使って、見える部分に輸入材を使うのは酷ですが・・
白木は国産材でもそろえるのが難しく、杉ならばなおさら紅白、黒でにぎやかになってしまいます。
よほどお客さんに理解がないと、やり直して結果、ゴミを多く出してしまう・・

建物全体が杉でまとまっていれば、違和感が無いのでしょうが、こうした現代風の家のリフォームは難しいところがあります。
下地で我慢か・・・


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美沢町N邸 完成内覧会

2010-03-29 00:55:57 | 1階が車庫の家(越後杉の伝統木組)
アール出窓が印象的な外観の美沢町N邸
出窓の羽目板はもちろん越後杉


長岡市美沢町N邸の完成内覧会を開催します。

とき 平成22年4月3日(土)、4日(日)
      午前10:00~午後4:00
場所 長岡市美沢3丁目108-15 N邸新築工事現場


案内図



(3/26)

彼岸が過ぎたものの、まだまだ春は遠いのか・・雪が降ってきました。
明日は雪の予報です。4月に入っても、雪が降るのでしょうか・・・今年は「暖冬」のはずなのにね~・・・

最近は、バタバタしていまして、更新もままならない日々が続いていました。美沢町N邸の工事の追い込み中であります。今週は左官屋さんや電気屋さん、建具屋さんが入り、ようやく建物らしくなってきました。
来週は掃除が入って、いよいよ完成といったところ・・・

そして、お客さんのご好意により、4月3日(土)、4日(日)に美沢町N邸の内覧会を行うこととなりました。



梁や柱はベンガラ+墨汁+カキシブで褐色に仕上げています。
「古民家風」といったところ。


明るい色で仕上げた部屋もあります。
(色はオスモ・ワンコートオンリーを使用)


南面の吹き抜け
スノコを貼って、手摺をまわします。


手摺 取り付け中・・・


見所は、越後杉をふんだんに使った古民家風の部屋の雰囲気でしょうか・・・
建物の近くに行くと、ほのかに木の香りがただよってきます。(県産材率90%以上なので・・)
一階が車庫というのは、構造的に頑丈に出来るという伝統構法の技術面からなのですが(一応、金物使っていませんが・・)、それを感じさせないさりげなさもあります。

市街地内で、どうしても車庫を取って敷地いっぱいに建てたい場合の間取りとしても参考になると思います。

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3.未来のエネルギーは・・

2010-03-29 00:24:14 | CO2を25%削減
CO2を削減するためには
エネルギー源のシフトをしていかねばなりません


 ヨーロッパでは・・


ヨーロッパでは、エネルギーをシフトしていくのは当たり前のことだと考えています。


世界のエネルギー埋蔵量を見ても、石油は41年、天然ガスは65年、石炭は155年、ウランは85年分はあります。
石炭はCO2の排出量は石油の2倍なので、たとえ155年分あっても、温暖化を早めてしまう原因になります。(中国やインドは石油火力発電所の建設を進めています)

以上のことからも、化石燃料から自然エネルギーにシフトするのは当然だというのがヨーロッパの考えです。

「100年後のことを考えるのに、50年後はどうなっているのか、10年後は?今は何をするべきか・・」

そういった考えを「バック・キャスティング」と言います。

日本は少しだけ考えているだけす。B29に竹やりで応戦するようなものです。

 軍事CO2排出量は最大の要因となる・・



CO2の排出量を見ると、軍事排出用は意外と多く、世界で5番目の排出量を誇ります。
エネルギーシフトが進み、全体のCO2が抑えられた場合、最大のCO2排出量となってしまいます。

世界の軍事費を1年やめて、温暖化防止対策の費用に使ってもおつりがくる・・

世界の各国で条約を作っていますが、その内容は、
「お金は殺しあうために使おう。お互いに仲良くするのは止めよう」
という結論です。
そのために、莫大な軍事費がかかるようになりました。

南米のコスタリカでは、「平和省」をつくり、戦争になる前に平和的な解決策を行う機関を設けることで、軍事費を抑えることに成功しています。
ニュージーランドでも同じような動きがあります。


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2.ピークオイル

2010-03-29 00:09:16 | CO2を25%削減
現在の私たちのエネルギー源として
最も大きなウェイトを占めている石油が
枯渇しようとしています。


 ピークオイルとは・・



左上のグラフ 油田の発見量(埋蔵量)
1980年を境に、地球上の油田は減少傾向にあります。

右のグラフ  石油の産油量
油田にある原油は全て使えるわけではなく、半分は地上へ出すのが不可能なため、残しています。油田の発見の減少と共に生産量は減っていきます。

左下のグラフ 石油の消費量
世界経済がグローバル化していて、世界中で石油が消費され、その消費量は増加の一途をたどっています。


これに石油の消費量を重ねると・・

 1.今後、巨大油田は見つからない
 2.石油生産量はピークを迎える
 3.消費は全く鈍化しない
 4.すると供給できないギャップを迎えることになる

石油の需要と生産量が重なった部分を「ピークオイル」と言います。
石油の需要に生産量が追いつかなくなるピークです。



今までのピークオイルは2010年であろうと言われてきましたが、国際エネルギー機構(IEA)が世界の主要な油田を調べたところ、石油の殆どは産油量のピークを過ぎていたことがわかり、リーマンショックに始まるサブプライムローン問題から世界不況を起こした原因は、ピークオイルにあるのではないかと叫ばれはじめています。

2010年になる前に既にピークオイルを迎えていたことになります。



   ピークオイル到来

・専門家がかねて、12~14年にやってくると警告していたピークオイルが到来した。
・09年3月に国際エネルギー機関(IEA)が「世界の産油量の3/4を占める800の油田を調べたところ、主要な油田の殆どはピークを過ぎていた。
・これまでの我々の見通しは甘かった。世界全体でも10年以内にピークが来るだろう」と予測した通りの世界になっているのだ。
・原油価格は1バレル200ドルを超えており、さらなる価格の高騰は火を見るより明らかである。


現在、不景気と言われていますが、不景気のときはエネルギー消費も抑えられていますが、景気が浮上してくると、原油の価格も高騰し、それが原因で、景気が下がるという悪循環に陥ります。
今後は、好景気になることは、まず、ありえないということです。

この事は、日本では全く報道されていません。


 石油の奪い合いが戦争を招いている


ブッシュ政権が多国籍軍を編成して、イラクのクウェート侵略を阻止したということになっていますが、実はアメリカがイラク、クウェートの石油採掘権を得るための口実だった・・・
次は、イランだと言われています。



イスラエル問題
ガザ地区には海洋ガス田があり、ハマス政権がこの利権を得ると年間43億円の利益があるためです。

ウイグル自治区を中国政府が認めないのも、その先にカスピ海があり、資源運搬のパイプラインを引くための通路になっているので、どうしても独立はさせたくない。

チベット問題にしても、ここに鉱物資源、水資源があり、その資源は14兆円分に相当するとも言われています。

ハイチ地震によって、その人口の2.2%もの人が死亡したと伝えられています。これは神戸の260倍に相当しますが、その内訳は食べ物を失って餓死したのが主要原因だったそうです。
ハイチは80年頃まで自給率は80%あったのですが、最近は40%まで低下していました。(日本と同様、アメリカの食料輸出政策によるもの)
1万9千人ものアメリカの治安部隊が派遣されています。
ペルー地震では、殆ど派遣はされていません。
ハノイへの治安部隊の派遣理由は、「ハノイの治安が悪化しているため」なのですが、地震直後よりも住民の助け合いが生まれてきて、治安は悪化どころか改善に向かっています。
それでも、アメリカが治安部隊の派遣を続けるのは、この地に30年前から油田が発見されていたことが最大の理由のようです。


このように、世界の紛争地帯は、「民族紛争」や「宗教戦争」が原因と言われていますが、その殆どは、パイプラインや鉱物資源、石油、ガス、などの利権問題が本当の原因です。


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コメント (2)
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