今月の中頃から工事中だった台所改装が無事に終了し、掃除と器具の調整を終えて完了しました。
椅子を収納した全景
なんか・・・カッコイイ・・・
シンク前にキャスター椅子を置いた状態です
この位置で作業するのが多いと思われます
座ったまま横へ移動
コンロへもそのまま移動可能です
各メーカーさんが「座って使えるキッチン」を提案してますが、
ここまでできる製品は少ないです
コンロはIHクッキングヒーターを採用しています
「電磁波」の問題もありますが、「袖に火がつかない」安全面からの採用です。
コンロ脇にあるリモコンでレンジフードを作動させます
手元で風力、照明の制御が可能
シンク周りの様子です
ゾウさんノズル(左)と浄水器付シャワー水栓(右)
なんか・・水栓金具の見本みたいになってる・・・
ゾウさんノズルの説明へ・・
これがゾウさんノズル
混合水栓のレバーを手の届く範囲の手前まで送っています
このように、座りながらだと手の届く範囲が制約されてしまうのです
あっちにも・・
こっちにも・・
こんな所にも・・
吐水もシャワーだけでなく、絞ってまとめることも出来ます。
カクダイの自在フレキパイプ+シャワーヘッドの組み合わせは、おそらく多くの人が発想して試そうと思ったのでしょうが、実際にやってみると、シャワーヘッドが意外に重く、宙空での固定ができずに下に下がってしまうのです。
一瞬、
「あ、これ、失敗だったかな・・」
と思ったのですが、こうやってクルリと巻けば固定されます。水栓金具が壁の正位置に取り付いていると、ノズルが中央まで来ないので不便なのでしょうが、水栓金具をカウンターに取り付けて中央まで送っているので、そのあたりの不便さは解消できそうです。
怪我の功名ってやつでしょうか?
発想の転換が次のステップに繋がります。
通常のシャワー付水栓は、引き出して片手で操作しますが、このゾウさんノズルは中空で固定ができ、両手が使えるのがミソ。
両手がフリーになる事で、作業の巾も広がります。
遊び心が水栓金具の可能性を広げ、身障者のサポートをする・・・
浄水器付の混合水栓はカウンターのフットスイッチで出止します
TOTOのフットスイッチがタッチ水栓と違うのは、一度スイッチを押すと、次に押すまで水が出続けるところ・・
野菜を洗う時は、この状態でネットの上で水を出せばいい。
本来は、ゾウさんノズルにフットスイッチを取り付ける予定だったのですが、
シンクの奥にある浄水器の方にフットスイッチを回しました。
パナソニックさんでは、他社の製品を流用するのが困難なのでしょうが、自由度があるのが工務店の強みです。クリナップ、TOTO、カクダイ、三栄の製品の特長を活かし、その合わせ技で目的のモノをつくりあげていく・・知恵と工夫で勝負です。
カウンター下には浄水器のカートリッジや
フットスイッチの電磁弁が収納されてます
キッチンの左にあるサブカウンターの下には
温水ルームヒーターが収納されています。
使う時には、ここから引っ張り出します
温水ルームヒーターの風の方向を足元に向けてやれば
冬でも快適に炊事ができます
左側のサブカウンターで作業することも・・
用途は色々考えられます。
使い勝手がどうかは、使ってみないと分からない・・お客さんに感想をお聞きしたい所です。
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