シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

キューバのポスター

2016年03月04日 | 映画
映画館にいくと今後上映予定のポスターが掲示されている。
それを眺めるのも楽しみの一つなのだが、「いいな、このポスター」と思える作品が少ない。
どこにいったのか消え失せてしまったが、保持していたボブ・ピークの「マイ・フェア・レディ」や「キャメロン」のポスターは良かった。
昨今のポスターはやたらとキャッチ・コピーだけが目に付く雑なものが多いように思う。
過日、キューバの映画ポスター展を見る機会があったのだが、美術品と言ってもいいぐらいのいい作品が並んでいた。
結構な枚数で日本映画も展示されていたが、どれも素晴らしいもので感動した。
もちろん選りすぐりのものを展示していたのだろうがセンスがいい。

座頭市を一番紹介していた国がキューバだったとは知らなかった。
勝新太郎はキューバ訪問で好感を持たれたらしい。
田中徳三監督の「座頭市兇状旅」が展示されていた。
アルフレド・ゴンザレス・ロストガルドという人の作品らしい。


僕が知る映画としては大島渚の「少年」などもあった。
ことらはレネ・アスクイ・カルデナスという人の作品だった。


佐伯清の「柔道一代 講道館の鬼」とか、安田公義の「外人墓地の決斗」などというマイナーな作品も展示されていた。
部屋に飾ってみようかと思わせる作品群だった。
かつては横尾忠則氏の高倉健のポスターなどがあったような気がしたが、そんなポスターを最近はとんと見かけなくなった。
あれは映画のポスターではなくて、高倉健をモチーフにした作品だったのかなあ。
任侠映画では「緋牡丹博徒 お竜参上」のイラストポスターは良かったけど…。
いやはや、僕も歳をとったものだ。
話が古いわ……。
コメント
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