シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

雨の心斎橋

2016年03月09日 | 映画

あいにくの雨模様。
病院の予約が入っているので出かけないわけにはいかない。
朝一番の診察を受けてミナミへ向かう。
雨模様なのでアーケードのある心斎橋筋を南下した。
実は目下改装中の大丸南館の前に移転したファッション衣料の店舗を娘のダンナが手掛けたので見に行ったのだ。
到着したのが開店前でシャッターが下りていたこともあって見逃して通り過ぎてしまい、辺りをウロウロ。
引き返したら心斎橋筋に面した間口の広い店舗だとわかったが、まだシャッターは半開き状態だったので、TOHOシネマズなんば別館を訪れ「マネー・ショート 華麗なる大逆転」を見た。
リーマンショックの舞台裏で繰り広げられた出来事を描いていたが、デリバティブなどといういかがわしい金融商品につては全くと言っていいほど知識がなく、映画の内容は何を言っているのかさっぱり分からなかった。
そんな私のために、シェフが料理を通じて説明してくれたり、ブラックジャックに例えて説明してくれたりしたが、それでも頭の悪い私はよくわからなかった。
(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)

映画を見終ってオープンしているであろう先ほどの店舗を見学に行った。
このあたりでは一番いいファッション衣料店舗の一つだと思う。
間口は広いし、店内もゆったりしている。
3フロアで雰囲気も良い。
孫の入院騒ぎの時に、父親である義息はこの物件のために大阪にずっと足止めを食っていた。
こだわり、理屈、屁理屈があってこそのファッションで、店舗側にもそんなこだわりがあって足止めを食ったのかもしれない。
もちろん単なる段取りの悪さ、業者間の連携不足が原因だったのかもしれず、当事者でない私は知る由もない。
それでも、これだけの店舗を仕上げたのだと思うとなんとなく嬉しくなった。
あとはこの店舗の商売繁盛を祈るばかり(本当にいい店ですよ)。

嬉しい気分が雨にもかかわらず私の足取りを軽くした。
雨の御堂筋も歩いてみた。
「たそがれの御堂筋」「雨の御堂筋」をなんとなく口ずさむ。
人には聞かせられない。

コメント
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